【中高年】仕事探し・再就職活動のモチベーションを高める5つの対策　

 

私たち中高年の仕事探し・再就職活動は、『お祈りメール』と言われる、書類選考不採用メールに慣れる精神力をつけていくことも大切です。

 

『お祈りメール』とは

企業から送られてくる不採用通知に、末尾が「今後のご活躍をお祈り申し上げます」ということから、不採用通知の俗称として使われている。

（出典：ウィキペディア）

 

あなたは、仕事探し・再就職活動を始めたばかりの頃、『お祈りメール』に自信を失い、心が折れそうになった経験ありませんでしたか？

 

しばらく仕事探し・再就職活動を続けていくと、書類選考が不採用になる確率が圧倒的に多く、それが当たり前になってくると、「お祈りメール』も、さほど気にならなくなってきますよね。

 

それでも、

 

「もう、これ以上やっても書類選考に通らない、再就職なんてできないんじゃないか」

と、さらに自信を喪失し、やる気を失くしてしまう中高年もたくさんいます。

 

今回は、仕事探し・再就職活動のモチベーションが上がらない、やる気が出てこないという中高年に、モチベーション・やる気を高めてもらうための5つの対策について書いていきます。

 

中高年が仕事探しのモチベーション・やる気を高めるためには

書類選考通過や一次面接突破といった再就職というゴールに、一歩も二歩も近づく成果を出していくことが、モチベーション・やる気を高める最高の対策です。

 

では、成果を出す前にモチベーション・やる気が下がっていってしまう中高年は、果たしてどのようにしてモチベーション・やる気を高めていけば良いのでしょうか。

 

これからお伝えする5つの対策のうち、自分にあったどれか一つの対策でも実行してもらえれば、きっとあなたのモチベーション・やる気は高まっていくはずです。

 

その5つの対策とは次の通りです。

1）目標を立てる

2）アルバイトをしてみる

3）これまでの希望条件の枠を拡大してみる

4）自己PRに遊び心を

5）キャリア・コンサルタントに話を聴いてもらう

 

私は2013年に15年勤務した会社を解雇されました。

 

創設に関わったこともあり、会社への愛着が人一倍強かったので、解雇された直後は、失意のどん底状態でした。

 

解雇された理由、失意のどん底の状態はプロフィールに書いてあります。

 

是非どうぞ。

 

そして、その失意のどん底状態から這い出すことができたのは、目標を立てて、その目標を一つずつクリアしてきたことが大きかったと思っています。

 

目標の実現が大切であることを書いた【中高年　再就職 】 リストラ・解雇を乗り越える3つのマインドも是非読んでみてください。

中高年が、仕事探し・再就職活動のモチベーションを高める事とどん底から這い上がる事、それぞれ目的は違いますが、ネガティブな状態をポジティブに変えていくという目的は共通しているので、ぜひとも実行してもらいたい対策の一つです。

仕事探し・再就職活動のモチベーションを高める5つの対策

 

それでは、5つの項目を一つずつ説明していきます。

 

目標を立てる

あなたは、「何か月後に再就職を決める」という期限目標も持っていますか？

 

もし、まだ期限目標を持っていないということであれば、すぐに期限目標を設定してみてください。

 

「再就職は何か月後に決まるだろう？」とか、「仕事探し、早く終わればいいな～」では、なく、「必ず3か月以内で再就職を決める！」という具体的な期限目標を立ててください。

 

「3か月後に再就職先を決めるために、絶対に1日1社応募してみよう」

 

そして、

 

「1日1社応募するには、もっとたくさんの転職求人サイトに登録しないといけない」

 

という感じで、やらなければならないことが見えてきて、あなたはどんどん前向きになりアクティブに行動することができるようになっていきます。

 

仕事探し・再就職活動のモチベーション・やる気も高まっていき、その結果、3か月以内に再就職も果たせるという好循環になっていくはずです。

アルバイトで働こう

 

モチベーション・やる気が低下しているのは、あなたが中高年に至るまでに築き上げてきた自信を喪失しているからかもしれません。

 

「一家を支えてきた俺が、今や無職失業の立場で、仕事探し・再就職活動中とは・・・・

 

「家計の足しになるように、アルバイトでも良いから働きたい。でも失業保険がもらえなくなってしまう・・・」

 

ちょっとお待ちください。

 

失業保険をもらっていても、アルバイトをして、収入を得ることができるって、知ってましたか。

 

次の3つの条件に注意すれば失業保険をもらいながらでも、アルバイトで収入を得ることが可能です。

 

①7日間の待期期間でないこと

 

②規定の金額を超えないこと

 

◆失業保険が全額支給される場合

「収入の１日分に相当する額」－1,286円＋失業手当日額≦賃金日額の８０％

 

◆80％を超えた分を失業保険から減額して支給される場合

「収入の１日分に相当する額」－1,286円＋失業手当日額＞賃金日額の８０％

 

◆失業保険の全額支給がされない場合

「収入の１日分に相当する額」－1,286円＋失業手当日額≧賃金日額の８０％

 

③ハローワークへの届け出

 

念のため、必ずハローワークに確認を取ってから就業してください。

これまでの希望条件の枠を拡大してみる（業種や勤務地の条件を広げる)

 

目標を立てるの項目でもお話ししましたが、応募件数を増やすことは、中高年の仕事探し・再就職活動にはとても大切なことです。

 

でも、ただでさえ応募できる求人票が少ないのに、応募件数を増やすことができるの？

 

と突っ込みを入れたくなる中高年もいるかと思います。

 

登録する転職求人サイト数を増やしていくことと併せて、あなたにやって欲しいことは、条件枠を広げるということです。

 

たとえば、思い切って希望業種を増やしてみるとか、また勤務地を広げてみることも検討してみてはいかがでしょうか。

 

私も【中高年】 地方で仕事「それありかも！」再就職の裏技 lターン、という記事で書いた通り、再就職活動している時に某転職エージェントから新潟の企業の応募を勧められて、自宅の千葉から面接を受けに行ったことがあります。

結局、内定をもらうことはできましたが、入社はしませんでした。

 

でも、私を求めてくれている企業があると分かっただけでも、ほんとうに嬉しかったです。

 

あなたを求めている企業は必ずあります。

 

家族の理解と同意が必要になりますが、あなたのことを求めてくれる企業があると分かっただけでも、仕事探し・再就職活動のモチベーション・やる気は、きっと高まります。

自己PRに遊び心を

 

今までは、マニュアルを忠実に守った書式で、ガチガチに硬い自己PRと志望動機を書いて応募をしていたと思います。

 

もちろん、それが悪いということではないですよ。

 

ただ、心に残るインパクトのある職務経歴書になっているかというと、決してそうとは言えません。

 

【中高年　再就職】絶対に面接したいと思わせる職務経歴書を書く方法、にも書いてありますが、ライバルと差別化を図るために、私生活でも良いので、インパクトのある経験を持っている中高年は、その経験に触れながら自己PRや志望動機を書いてみても良いと思います。

例えば、

 

「市議会議員に立候補したことがあり、その経験を活かして御社の業績向上に貢献したい」

 

とか、

 

「3年前に交通事故に遭い、生死の境をさまよった経験がある。その幸運を活かし・・・」

 

のように、仕事に関係ないことでも、無理やり自己PRにいれて、採用担当者にインパクトを与えることも、書類選考を突破するために作戦の一つです。

 

書類選考に合格したら儲けもの的な会社に出す志望動機や自己PRは、遊び心を持った書類選考通過を最優先にした職務経歴書にしても面白いと思います。

 

遊び心を持った仕事探し・再就職活動をして、モチベーション・やる気を高めてみましょう。

キャリア・コンサルタントに話を聴いてもらう

 

中高年の仕事探し・再就職活動は、色々な人からの理解と協力が必要不可欠です。

 

家族の協力も大切ですが、仕事探しの情報や方法を提供したり、悩みを聴いてくれたりするキャリアのプロであるキャリア・コンサルタントの協力も凄く重要です。

 

モチベーション・やる気が下がってしまった時などは、誰か周りの人に話を聴いてもらうだけで、ググッとやる気が高まってくることもあります。

 

キャリアに限ったことではありませんが、専門家からのたった一つのアドバイスで、あなたは、勇気付けられたり、悩みが解決したりした経験はありませんか。

 

モチベーション・やる気が下がってきたら、あなたが登録している転職エージェントや、ハローワークのキャリアのプロに話を聴いてもらいましょう。

まとめ

 

中高年が仕事探し・再就職活動のモチベーション・やる気を高めるための5つの対策です。

 

1）目標を立てる

2）アルバイトをしてみる

3）これまでの希望条件の枠を拡大してみる

4）自己PRに遊び心を

5）キャリア・コンサルタントに話を聴いてもらう

 

何事にも目標を持つ事は大切です。

 

それは仕事探し・再就職活動も同じです。

 

満足感や達成感を味わいながら、仕事探し・再就職活動を行うことで、モチベーション・やる気の低下は抑えることができます。

 

是非、実践してみてください。

 

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