日本全体の1年以上就業することができないでいる長期失業者数は、総務省の調べによると、2017年(7月‐9月期)でおよそ68万人です。

 

完全失業者全体のうち、45歳から54歳までの割合である約20%として計算すると、45歳から54歳までの長期失業者数は、およそ13万人になります。

 

これに40代前半を含めると、15.6万人といったところでしょうか。

 

40代・50代の15.6万人の長期失業者が、再就職先が見つからずに、どんな辛い思いをされているのかを考えると、私も胸が詰まる思いです。

 

この15.6万人に含まれる40代・50代の中高年のあなたも長期失業・無職状態が続き、さぞ苦しい日々を送っているのではないでしょうか。

 

将来を絶望したくなる気持ちは、分かります。

 

でも、絶望する前にやってほしいことが3つあります。

 

今回は、40代・50代の長期失業者に、無職を絶望する前にやるべき3つのことを書いていきます。

 

最後まで読んで、今後の再就職活動に活かしてくださいね。

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40代・50代の長期失業者が絶望する前にやるべき3つのこと 

中高年が失業から再就職 | 転職を大成功させて幸せを掴むブログ

無職である現状を悲観しても、長期失業状態を絶望しても、事態は何も好転しません。

 

あなたが再就職の成功を掴むため、絶望する前に3つのことを実行してみましょう。

【絶望する前にするべき3つのこと】

1)これまでの再就職活動を振り返る

2)派遣やアルバイトで働くこと

3)希望条件や業種の見直し

 

関連記事『再就職が決まらない中高年の3つのパターン【長期失業者は必見】』も是非読んでください。

再就職が決まらない中高年の3つのパターン【長期失業者は必見】 | 中高年が失業から再就職 | 転職を大成功させて幸せを掴むブログ
再就職が決まらない中高年にパターンがあるって知ってましたか? 長期失業者に是非読んでもらいたい、再就職が決まらない中高年に多く見られる3つのパターンについて書いていきます。 中高年の再就職は、確かに厳しいです。 でも仕事探し・再就職活動のやり方に少し手を加えることにより、結果が大きく変わってくる場合があります。 それでは、再就職が決まらない3つのパターンを見ていきます。 再就職が決まらない中高年はハローワークを過信している まずはハローワークの主な役割を説明しておきます。 ハローワークの役割 1)職業紹介 コンピューターで求人票を検索して、希望の求人があったら担当窓口に持って行き、紹介状を書いてもらいます。 2)就職支援 自分にはどんな職業があっているか、 適性のある職業に就くためには何をすれば良いのか等の相談に応じてもらいます。 いわゆるキャリアカウンセリングですね。 3)雇用保険関連の手当や助成金の支給 いわゆる失業保険をもらうための手続きをします。 その他、雇用保険には失業者だけではなく事業者向けにもたくさんの助成金が用意されています。 4)公共職業訓練の斡旋 離職者だけでなく、在職者向けに多様な職業訓練が失業保険をもらいながら受講することができます。 3)の雇用保険、4)の職業訓練は、独占業務なので、ハローワークに頼らざるを得ません。 でも、1)や2)は、民家企業が提供するサービスの方が質量ともに遥かに上回っています。 ハローワークにある求人票の質 ハローワークの求人は全てにおいてお金がかかりません。 本気で採用したいと思って求人を出している企業も中にはありますが、多くの企業は、 「まぁ、良い人から応募があれば、面接してもいいかな」 とか、なかには 「募集しているところを社長に報告しなければいけないから、とりあえずハローワークに求人出しておこう」 という再就職が決まらない長期失業者が聞いたら、ふざけるな!と怒りたくなるやる気のない採用担当者もいます。 まだこれくらいなら良い方です。

次に、絶望する前にやるべき3つのことを一つずつお伝えしていきます。

これまでの再就職活動を振り返る 

あなたは、これまで失業期間が長期化してしまった原因を考えてみたことがありますか。

 

「中高年が応募できる求人案件の数が少ないから仕方がない」

 

「書類選考でほとんど落とされる。面接すら受けさせてもらえない」

 

ここまで失業期間が長期化した原因を、「40代・50代中高年の再就職は厳しい」という

 

外的要因だけのせいにしてみませんか?

 

あなたは、今までに次のことを行ったことはありますか。

◆徹底的に自分の強みやキャリアを洗い出しましたか

◆職務経歴書を見直したことがありますか

◆会社ごとに職務経歴書を書き換えていますか

◆面接の練習をしたことがありますか

◆面接を受験する会社の企業研究はしっかりやりましたか

◆面接でうまく答えることができなかった質問を見直しましたか

◆複数の転職エージェント、転職求人サイトに登録していますか

 

いかがでしょうか。

 

もし、あなたが上記の項目をほとんど実践していないとしたら、再就職先が決まらないのも納得できます。

 

でも、逆にこれらの項目を実践できれば、長期失業、無職状態から抜け出すことができると言えます。

派遣やアルバイトで働く

再就職活動に専念し、いっさいの仕事をしていないという40代・50代の長期失業者は、

 

派遣でもアルバイトでも良いので、働いてください。

 

無職状態が続いている40代・50代の長期失業者が、久しぶりに労働することで得ることができるメリットは2つあります。

①面接時の回答 

長期失業者は、面接時に採用担当者から、再就職活動の他に失業中は何をしていたのかという質問を受けることがあります。

 

失業期間が半年以内であれば、40代・50代の中高年の厳しい再就職事情をよく理解している採用担当者は、このような質問をされることはほとんどありません。

 

ところが、あなたの失業期間が半年を超えている場合はそうもいきません。

 

採用担当者は、あなたの実力に半信半疑となるため、いかに失業期間中、向上心を持って過ごしていたのかを確認したくなります。

 

そこで、こう回答することによって、採用担当者を納得させることができるのです。

 

「家計を助けるため、また労働の感を鈍らせないために、アルバイトをしていました」

 

興味本位で、どんなアルバイトをしていたのかを聞いてくる採用担当者もいるかもしれませんが、ここから先を詮索してくる採用担当者は少ないと思います。

②自信を回復する 

当然のことながら、労働をすることにより、報酬を得ることができます。

 

会社員時代には考えられなかったほど、低賃金かもしれませんが、久々の労働で得た報酬は、ほんとうに嬉しいものです。

 

報酬だけではなく、同僚とのコミュニケーションやアルバイトとはいえ社会復帰を果たした充実感が、あなたの失っていた自信を回復させてくれるはずです。

 

この回復した自信が、あなたに心の余裕をもたらします。

 

その結果、不安や焦りが先行していたあなたの再就職活動において、必ず良い影響を及ぼしてくれるはずです。

希望条件や業種の見直し 

無職であること、長期失業を絶望する前に、これまでの希望条件や再就職を希望する業種を

 

大幅見直し、その範囲を広げてみてください。

 

もし、あなたが正社員での再就職にこだわるのであれば、未経験の40代・50代の中高年を正社員で採用してくれる業種は、限定されます。

 

その業種とは、タクシードライバーやビルメンテナンスです。

 

『リストラされた中高年が悲惨な状態を回避する5つの方法』で、タクシードライバーを選択した私の知り合いの話を書いています。

リストラされた中高年が悲惨な状態を回避する5つの方法  | 中高年が失業から再就職 | 転職を大成功させて幸せを掴むブログ
あなたは、40代50代の中高年がリストラにあってしまうと、悲惨な末路が待っていると思いますか? インターネットで「中高年 リストラ」と検索すると、「悲惨」とか「再就職は難しい」とか、ネガティブな文字が目に飛び込んできます。 このようなネガティブな文字を目にする度、ただでさえ将来が不安なところに、さらに心配になってきますよね。 【中高年 再就職】閲覧禁止!あなたを不安に陥れるネットの書き込みという記事でお伝えしている通り、ネガティブな内容が書き込まれているサイトや記事を閲覧しないようにしましょう。 ネットに書かれていることも事実なのでしょうが、リストラされた中高年の社員全員が、悲惨な末路を迎えるということではありません。 今回は、私の知り合いで、リストラされた中高年社員のその後の話を書いていきます。 リストラされても悲惨な状態にならない5つの方法です。 リストラされて将来が不安で、自分が「悲惨」な末路を辿ってしまうと思っている中高年は、是非最後まで読んでください。 リストラされた中高年の悲惨ではない末路 リストラされた全ての中高年が、長期失業者になっていますでしょうか。 決してそんなことはありません。 リストラされた中高年のことを羨ましく思った 中高年でリストラされた私の知人 山内さん(仮名)は、会社員時代よりも間違いなく充実した生活を送っています。 山内さんの現在の職業は、UBERという米国生まれのスマホ配車アプリを使ったドライバーをしています。 UBERというシステムを使っていること、サービスのエリアが都心に限定されるということを除けば、タクシードライバーということになります。 一応、会社員という立場ではありますが、給与は完全歩合制で、年収は600万円を超えます。 UBERのドライバーになって、半年くらい経過した頃、こんなことを言っていました。 「今は、人間関係に悩まなくなって、ほんとに精神的に楽だよ」

『【これだけは覚えておきたい】中高年の転職・再就職を有利にする資格』では、ビルメンテナンスの仕事に就くために有利な資格についてお伝えしています。

【これだけは覚えておきたい】中高年の転職・再就職を有利にする資格 | 中高年が失業から再就職 | 転職を大成功させて幸せを掴むブログ
何か資格さえ持っていれば、転職・再就職活動にこんなに苦労することはなかったのに・・・ と今更ながら後悔をしている中高年はいませんか? 転職・再就職活動を始めてから既に数か月が経過して、想像していた以上に厳しい現実を目の当たりにして、何か転職に有利な資格の取得を前向きに考え始めている中高年も多いのではないでしょうか。 「そんなに難しくない資格で、ほんとうに転職・再就職に有利になるのであれば、チャレンジしたい」 「これから勉強を始めても1年以上かかってしまうような資格ではちょっと・・・」 一念発起して資格を取るということは、「早く転職・再就職を決めるぞっ!」とは質が違う、やる気のスイッチをONにする必要がありますので、それなりの決意が必要になってきますよね。 今回は、転職・再就職が有利になる資格を取ろうという決意ができない中高年のために、ぜひ覚えておいてほしい、持っていると転職・再就職が有利になる資格について話していきます。 中高年の転職・再就職に有利な資格とは この中高年の転職・再就職に有利な資格とは、ビルメン4点セットの一番重要といわれている第2種電気工事士です。 ビルメンとは、ビルメンテナンス(ビル管理)の略称になります。 中高年がビルメンテナンスの会社の求人に応募をする場合、持っていると有利になる資格が『ビルメン4点セット』と言われる4つの資格です。 ビルメン4点セットとは ビルメン4点セットとは 次の4つの資格になります。 1)第2種電気工事士 2)危険物取扱責任者乙種4類 3)ボイラー2級技士 4)第3種冷凍機械責任者 どうしてビルメンテナンスの資格が転職・再就職に有利なのか? ビルメンテナンスの仕事は、基本的に体力をあまり使わず単純な作業が多く、熟練した経験者でなくてもできる仕事が多いです。 そして、ビルのオーナーやテナントで入居している総務担当者にメンテナンスに関する提案や報告を行うため、それなりのコミュニケーション力や交渉力が要求されます。 ということで、ビルメンテナンスの仕事は、40代・50代の中高年に門戸が開かれている数少ない職種ということになります。

生きて行くため、家族を養っていくためには、これまで考えていなかった条件や業種を選択肢に加えることをしてください。

 

そして、実際にどんな仕事なのか、どのくらいの給料がもらえるのか、またどんな再就職組の人たちが活躍しているのか等々、インターネットで研究してください。

 

現在就業している40代・50代の中高年の方たちが、私たちにブログを書いてくれています。

 

ブログのランキングサイトにも、タクシードライバーやビルメンテナンスの現職の方のブログがランクインしていますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

40代・50代の長期失業者が無職を絶望する前にやるべき3つのこと

1)これまでの再就職活動を振り返る

2)派遣やアルバイトで働くこと

3)希望条件や業種の見直し

40代・50代の中高年にとって、無職・失業の長期化は、言葉では表現できないほど、辛く苦しい状態だと思います。

それでも、何かしないと事態は好転しません。

このような状態の時こそ、明るく前向きに、そして気持ちに余裕を持って、この苦難を乗り越えましょう。

 

 

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