【40代・50代 女性の就活】専業主婦が正社員で再就職する方法

40代・50代女性からの就活に関する問合せや相談を多くいただくようになりました。

 

ぼくのブログは、40代・50代の再就職・転職を目指す男性向けに書いている記事が圧倒的に多いのですが、意外なことに読者の約4割が女性なんです。

 

再就職や転職のことで悩む旦那さんを持つ主婦が読んでくれているのかと思っていたのですが、ご自身の再就職・転職に関する悩みを抱える女性もたくさんいてくれたようで、すごく嬉しく思います。

 

関連記事：『【中高年 再就職】リストラで失業の旦那さんを元気にする7つの言葉』

 

関連記事：『「会社辞めて転職したい」旦那さんから相談　あなたが取る3つの行動』

 

ちなみに、女性から多くいただく質問は次の通りです。

①専業主婦が長かったけど正社員として再就職できるの？（どうすればできるの？）

②転職全般に関する相談（リストラされて、今後どうしたらよいか分からない/有利な業界や資格は？）

③再就職が決まらない旦那さんへのアドバイス（接し方が分からない）

 

今回は、最近女性からの質問で一番多い①の専業主婦が、正社員として再就職するにはどうしたら良いのかについて書いていきます。

40代・50代の専業主婦が正社員で再就職する方法　

子どもの手がかからなくなり、そろそろ本格的な社会復帰を考えている女性も多いと思います。

 

バブル期並みの売り手市場である現在の雇用市場であれば、パートでの働き口は、比較的容易に見つかるのではないでしょうか。

 

でも、パートではなく正社員として再就職をしたいとなると、事はそう簡単にはいきません。

 

では、専業主婦が正社員として再就職するにはどうしたら良いのでしょうか。

 

それは、『働く目的を明確にする』ことです。

 

「そんなの子どもの手が掛からなくなったから、家計を助けるために決まってるじゃないの」

 

「旦那さんに気兼ねすることなく、旅行やランチに行ったり、好きなものを買いたしねぇ」

 

面接には、「本音」と「建て前」があります。

 

「本音」としては、まっとうな目的です。

 

でも、あなたは面接で、「どうして正社員として働こうと思ったのですか？」と質問された時に、「家計のため」や「買い物がしたい」と答えて、採用されると思いますか？

 

もし私が面接官だったら、絶対に採用しません。

 

では、面接官に受ける『働く目的を明確にする』にはどうしたら良いのでしょうか。

あなたの社会的な立ち位置を理解する

あなは、株式会社ワーク・ライフバランスの小室　淑恵 社長をご存知ですか？

 

企業や組織にワーク・ライフバランス（仕事と生活の調和）のコンサルティングをしている会社の社長で、政府の「仕事と生活の調和連携推進・評価部会」委員などを歴任したワーク・ライフバランスの象徴といえる社長です。

⇒株式会社ワーク・ライフバランス公式サイト

 

ぼくは、2012年に小室社長の講演を聴講し、なぜ、ワーク・ライフバランスが求められるのか？ということをあまり深く考えたことがなかったので、感銘を受けました。

ワーク・ライフバランスが必要な理由

社会保障制度の財源が危機的状況にあることはよく知られています。

 

社会保障制度の財源である税収や社会保険料の収入を増やすためには、結婚や育児で会社を退職して旦那さんの扶養家族となった女性が、一人でも多く社会復帰することが重要です。

 

でも、主婦が社会復帰するためには、旦那さんの家事や育児のバックアップが必要になります。

 

なので、バックアップできるよう、旦那さんが勤める企業のワーク・ライフバランスへの取り組みが必要になるのです。

 

ワーク・ライフバランスが充実することで、女性の社会進出や社会復帰しやすい環境が整うため、家族計画を前向きに考えられる女性が増え、少子化の歯止めに繋がります。

 

少子化に歯止めがかかるということは、労働人口が増えるということです。

 

結果的に、税収が増え社会保障費の財源が確保され、保険料も増収するという好循環が生まれるというわけです。

再就職への意識が高いと評価されると

専業主婦だった女性の再就職は、あなたの家庭だけの問題ではなく、

 

「私が働くことで、微力ながら日本社会が抱える課題を解決することに貢献したい。それが私たちの使命です」

 

というような感じで、働く目的を話せると、再就職への意識が高いと評価されます。

 

きっと、あなたのライバルに差を付けることができるはずです。

40代50代専業主婦でもチャレンジ精神が大事　

あなたには、専業主婦になる前に仕事でやりたかったことはありませんでしたか？

 

結婚⇒出産⇒育児を経て、すっかり保守的になってしまったマインドをチャレンジングなマインドに切り替えてください。

 

もしあなたにやりたいことがなかったら、「やりたいこと」や「できること」を『キャリアの棚卸し』作業で見つめ直してみてはどうでしょうか。

 

見つめ直す作業はは、10日もあれば十分終わりますので、是非ほんとのあなたの発見してみてください。

関連記事：『仕事を辞めたい中高年必読！実行前にするべき「キャリアの棚卸し」』

 

「やりたいこと」「できること」が見えてきたら、そのことを実現させるための勉強や資格取得にチャレンジしてみましょう。

 

未経験のあなたでも、企業に対して強力なアピールになるはずです。

まとめ

【40代・50代 女性の就活】専業主婦が正社員で再就職する方法をお伝えしました。

 

40代50代専業主婦が社会復帰して働く目的を、たんに生計を維持するためだけではなく、「私は日本社会の問題を解決するために働く」という大きな枠で考えてみましょう。

 

再就職に対する意識が高いことをしっかりとアピールすることで、あなたはライバルに差をつけることができます。

 

そして、「やりたいこと」や「できること」を見つめ直し、勉強や資格取得等の準備をして就活に臨んでください。

 

チャレンジングな再就職であるとアピールすることで、専業主婦に持たれがちな保守的なイメージを払拭することができます。

 

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