「会社辞めて転職したい」旦那さんから相談　あなたが取る3つの行動

今回は、旦那さんから「俺、会社辞めて転職したいんだけど」

 

と、相談された後に奥さんに取って欲しい3つの行動について書いていきます。

「会社を辞めたい」という相談の重大性

 

私は、既に会社を辞めたいという意思をかなり前から家内に伝えてあります。

 

キャリア・コンサルタントとネット集客コンサルで一定の目処が立ったら、すぐにでも会社を辞めます。

 

何も愛着の無い会社でやりがいのない仕事。

 

そして、パワハラ被害から逃れるために好きでもない人とコミュニケーションを取らなければならない人間関係にホトホト疲れ果てました。

 

実際に私が受けたパワハラの話しは、【中高年】恐怖！ほんとうにあったパワハラの話しと回避方法、に詳しく書いてあります。

どうぞご覧ください。

 

今日にでも退職届を叩きつけて辞めたいとは思いますが、やはり家族のことを考えると慎重にならざるを得ません。

 

それでも、私の場合は、目標に近づいたら会社を辞めることになっているため、その目標達成に向けて頑張れば良いので、まだ自分の奥さんに何も相談していない人に比べたら、気持ちはずいぶん楽なのかもしれません。

 

中高年 サラリーマンの既婚男性が、

 

「俺、会社を辞めたいんだけど」

 

よほどの理由が無い限り、本人とその家族の運命を変える重大な相談を奥さん切り出すような事はありません。

 

旦那さんから、突然このような相談があった場合、まずは会社を辞めたい理由や経緯をじっくりと聴いてあげて下さい。

まずは「会社辞めたい」理由を聴くこと

 

40代・50代の中高年夫婦にもなると、会話がなくてもお互い何を考えているのかを理解できるようになりますよね。

 

でも逆に分かり合えているフリというか、理解し合えていると勘違してしまっているような夫婦も多いと思います。

 

意外とお互い分かっているようで、分かっていないのが、40代・50代の中高年夫婦なのかもしれません。

 

旦那さんから、ある日、何の前ぶれも無く

 

「俺、会社を辞めたいんだけど」

 

と相談されたら、ほとんどの奥さんは慌てることでしょう。

 

でも、取り乱すほど慌てることになっても、

 

「ちょっと、何バカなこと言ってるのよ！」

 

「これから先、どうやって暮らしていくつもり！」

 

このような頭ごなしに全否定するようなコメントは、できれば控えて下さい。

 

先ほど書いた通り、「会社を辞めたい」ということは、何か重大な決意を持って奥さんに相談をしているはずです。

 

ずっと奥さんに相談しようと思っては諦めての繰り返しで、悩み抜いた末にようやく口にした言葉かもしれません。

 

どうか旦那さんの話を否定せずにじっくりと聴いてあげて下さい。

 

否定せず聴き役に徹してあげることで、旦那さんも心を開いて、今まで奥さんが聞いたことがない本音を話してくれるようになるはずです。

 

「会社を辞めたい」ホントの理由を聞いてあげることで、より具体的な解決策を一緒に考えることもできます。

 

例えば、会社を辞めたい理由が、今までは言えなかったけど、給与が安くて奥さんに対して、負い目やプレッシャーを感じていた。

そのために給与の高い会社に転職をしたがっていた。

 

また、実はパワハラで苦しんでいたけど誰にも相談できず、とうとう心身の具合に異変を感じて、初めて奥さんに「会社を辞めたい」と相談してきたのかもしれません。

 

会社を辞めるということ、それは中高年の男性にとって大博打です。

 

家族に対して、ほんとうに申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

 

旦那さんには、それでも会社を辞めたい何らかの理由があるんです。

 

「どうしたの？ 何があったの？」

 

話しを聴いた後は、次に共感してあげて下さい。

 

ひとり悩んで苦しんでいた旦那さんにとって、何よりも嬉しい言葉がこの言葉です。

 

「辛かったでしょう」

 

私が失業中の失意のどん底にいる時に家内からかけてもらって、勇気づけられ、救われた言葉を書いたブログです。

こちらもどうぞご覧ください。 

【中高年】失業中の旦那さんを元気にする7つの言葉 

【中高年】失業中の旦那さんを元気にする7つの言葉

精神的に病んでいないか確認

 

私の相談者の中にも、たまに相談中に心身の不調について相談される方がいます。

 

「心配でベッドに入っても眠れない」

 

「再就職活動をやらなければと思っているんだけど、やる気が起きない」

 

「もう全てが嫌になっちゃいました」

 

このような言葉を発する方には、即カウンセリングを中止します。

 

時間内にできる限り話を聴いて、最後に専門医に相談することを勧めます。

 

「会社を辞めたい」、「仕事を辞めたい」という相談をされる方には精神的に病んでいる方も多くいます。

 

再就職活動中、また職場でストレスを抱え、誰にも相談できないまま我慢し続けた結果、精神疾患を発症してしまったわけです。

 

旦那さんが、「会社辞めたい」と相談してきたら、

 

「うちの旦那に限って・・・」

 

と決め付けることはせず、精神疾患の可能性もあるという前提で優しく接するくらいで丁度良いと思います。

 

一緒に暮らしている奥さんなら、すぐにわかる目に見える症状があります。

どうぞ思い返してみて下さい。

 

うつ病の症状は、人間の三大欲求を低下させます。

 

■睡眠
・寝付きが悪くなった

・夜中によく目が覚める

・早朝に目が覚める

■食欲
・食欲の低下→体重が落ちる

・好物も食べなくなる

・過食になる

■性欲
・性欲の低下・減退

・夫婦仲よくの意識低下→ 孤独を好む

 

気になることがあれば、すぐに専門医に相談して下さい。

 

 うつ病は、心の風邪とも言われます。

 

風邪と同じで、早期に治療すれば治る確率も高くなります。

 

旦那さんを苦しみのどん底から救い出してあげるには、奥さんの協力が不可欠です。

 どんなことがあっても旦那さんの味方になる

 

「もう会社を辞めたいんだけど」

 

と、旦那さんが相談してきたら、まずは否定せずにじっくりと話を聴いてあげて下さいとお願いしました。

 

否定しないで聴くことはできても、様々な事情から、旦那さんの要望を全て受け入れることができない場合だって当然あります。

 

旦那さんの「会社を辞めたい」ほんとうの理由が分かったら、今後どうしていくのかは、夫婦で話し合う他ありません。

 

そして、話し合った末に出した結論に夫婦が協力して頑張って行くしかないのですが、奥さんには夫婦二人で決めたことでもあるので、どんなことがあっても旦那さんの味方になって欲しいです。

 

現在の雇用情勢は、有効求人倍率も非常に高い水準で推移して、全体には雇用される側が職場を選ぶことができる売り手市場です。

 

ところが、40代・50代の転職・再就職の市場はというと、とても売り手市場とは言えない厳しい状況です。

 

会社を辞めて再就職の道を選んだ場合、一部の優秀で人脈を豊富に持っている人を除いた約8割の普通の中高年サラリーマンは想像している以上の厳しい現実が待っています。

 

そんな厳しい中高年の再就職という難関を旦那さんひとりで突破するには限界があります。

 

旦那さんは、「会社を辞めた」という強烈な負い目を感じ、最愛の家族を不安にさせて心から申し訳ないという気持ちを抱きながら、再就職活動を行うことになります。

 

奥さんは、少しでも旦那さんの負い目や申し訳ない気持ちを軽減してあげて下さい。

 

それには、

旦那さんを責めないこと、それから一緒にこの試練を乗り越えていこうという協力姿勢を見せることが大切です。

 

奥さんの気持ちは必ず旦那さんに伝わり、奥さんの気持ちに応えようと再就職活動を頑張ってくれるはずです。

 

旦那さんが、独立・起業の道を選んだ場合も同じです。

 

奥さんも不安ですが、旦那さんは、独立という未知なる恐怖ともいえる不安と孤独を抱えて家族を支えていくことになります。

 

どんなことがあっても旦那さんの味方になって下さい。

 まとめ

私は2013年に15年勤めた会社を解雇されました。

解雇の理由やその後の失意のどん底生活についてプロフィールで詳しく書いています

どうぞご覧下さい。

私が社長に反旗を翻した結果、解雇されたわけですが、解雇後や失業期間中も

家内から責められたことは一度もなかったです。

 

ありがたかったです。

今でもほんとうに感謝しています。

 

もし家内がことあるごとに私を責めていたら、おそらく離婚していたでしょう。

 

それか、うつ病になっていたかもしれません。

 

なので、どうか旦那さんを責めないで下さい。

 

そして、どんなことがあっても旦那さんの味方になってあげて下さい。

 

元の平穏で幸せな生活を取り戻しましょう。

 

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