【中高年　再就職】 リストラ離婚をしないために取るべき3つの行動

 

今回は、中高年のリストラ離婚をしたくない再就職活動中のあなたに、是非取って欲しい3つの行動について書いていきます。

長年連れ添ったパートナーの気持ちを理解する

2013年 43歳の時、15年勤めた会社を解雇されて無職になりました。

 

ようやく再就職できた会社は、超絶なブラック企業でした。

 

うつ病になりかけて、3ヶ月で退職したため、半年間で2度の失業を経験することになったのです。

 

詳しいプロフィールもよろしければどうぞ。

失業期間中に家内から離婚を切り出された事があります。

 

でも、私に愛想をつかしてのものではなく、逆に家族を路頭に迷わせた責任を感じ、廃人のようになっていた私を気遣ってくれての発言でした。

 

その時の事を書いた【中高年】失業中の旦那さんを元気にする7つの言葉、という記事です。

 

夫婦の事は夫婦にしか分からないと良く言いますよね。

 

離婚する夫婦には、当事者しか分からない離婚する理由というものがあるとは思うのですが、せっかく縁あって結婚したのですから、できれば末長く、夫婦仲良く暮らせるのが理想だと思いませんか？

 

今回テーマであるリストラ離婚は、いくら夫婦にしか分からない事情があるにせよ、できれば避けたいですよね。

 

せっかく中高年になるまで連れ添ったパートナーをリストラされたからという理由だけで、簡単に見捨ててしまう配偶者の感覚が私には理解できません。

 

まぁ、金の切れ目は、縁の切れ目ということなのでしょうが、何か寂しい気持ちになります。

 

ただ、リストラ離婚は、ただリストラされたからという単純な理由だけではないです。

 

「この人ともう一緒に住みたくない」

 

と、奥さんにそのように思わせる相応の理由があったはずです。

 

奥さんは、リストラ後のあなたのどんな行動や態度で愛想をつかし、離婚を決意させるのでしょうか。

 

中高年のリストラ離婚を回避するヒントはここに隠されています。

 

奥さんは、旦那さんの気持ちを、あなたも奥さんの気持ちをお互い理解しようとする思いやりの心が大切だと思います。

 

そして、気持ちだけではなく、家族が直面した重大危機の今こそ、恥ずかしがらないで、その気持ちをお互いが目に見えるように態度で示すことです。

それでは離婚をしないための3つの行動を詳しくみていきましょう。

 

真面目に職探し・再就職活動を続けること

 

リストラされたあなたの行動、態度で、奥さんが一番嫌うことは、

 

「働かないこと」

 

ではありません。それは、

 

「働く気がないこと」

 

です。

 

とにかく職探し、再就職活動を諦めずに続けて下さい。

 

ハローワークに通い、転職サイトや転職エージェントに登録して少しでも早く再就職をしようという気持ちを行動、態度に出していれば、ひとまず奥さんも安心してくれます。

 

リストラされたとはいえ、何十年も働き続けたご褒美として、余裕があれば、一か月くらい職探し・再就職活動をしないでゆっくりするのも良いと思います。

 

（長期休暇になれていない日本人は、1か月間ゆっくり休むことができないそうです）

 

ただし、ゆっくり休んだ後は、しっかりと気持ちを切り替えて、職探し・再就職活動に打ち込んで下さいね。

 

中高年の職探し・再就職活動は、あなたが想像しているより遥かに厳しく、半年後に再就職先が決まっていれば御の字というくらいの気持ちで開始して丁度よいくらいです。

 

個人の能力にもよりますが、書類選考の通過率が1割にも満たないなんて当たり前です。

 

頑張って書き上げた履歴書、職務経歴書を10社に送っても、1回も面接に進めないことを考えてみて下さい。

 

これが中高年の再就職活動の現実です。

 

この厳しい現実が続いてしまうと、さすがに心が折れて再就職へのモチベーションが急速にダウンします。

 

「俺はどの会社からも必要とされていない人間なんだ」

 

「どうして、俺だけこんな憂き目に会わなければいけないんだ」

 

自信とやる気を喪失

　　　　↓

再就職活動をしなくなる

　　　　↓

失業期間長期化

　　　　↓

条件悪化でさらに再就職が困難

　　　　↓

再就職活動放棄

　　　　↓

中高年　ニート状態

 

まさに負のスパイラルの典型例で、中高年のリストラ離婚まっしぐらです。

 

奥さんは、あなたが再就職活動を放棄し、働く意欲を失った時点で、リストラ離婚を決意するはずです。

 

奥さんは、働かないあなたではなく、働こうとしないあなたに愛想をつかします。

 

中高年であるあなたの職探し・再就職活動だけが、厳しいわけではありませんよ。

 

100社に応募してもＮＧで、101社目に採用されるかもしれません。

決して諦めず、働く意欲を持ち続けて下さい。

 

頑張って良い結果を得ることができなくても、あなたの家族は見捨てないと思います。

 

再就職活動を停止し、働くことを諦めた時点で奥さんはリストラ離婚を考え始めます。

積極的に家事をこなしましょう

失業期間中は、当然のことながら家にいる日や時間が多くなります。

 

経済的によほどの余裕がない限り、奥さんも家計を助けるため昼間は働きにでることになるでしょう。

奥さんが疲れて家に帰ってきても、朝出かけた状態のままになっていたとしたら、どう思うでしょうか？

 

あなたが失業する前、仕事から疲れて帰ってきて、家にいる奥さんが掃除も夕食の支度もしていなかった時、あなたはどう思いましたか？

 

あなたが、今まで仕事人間で家事をまったくしたことがなければ、最初のうちは、奥さんも帰宅してから夕食の支度をしてくれるかもしれません。

 

ただ、それも期間限定の優しさで、家にいながら家事をまったくやろうとしないあなたに対して、そのうち

 

「家にずっといるんだったら、家事くらいやっといてよっ！」

 

と不満が爆発することになるでしょう。

 

家事が苦手、まったく家事なんてやったことがないあなたも、掃除、洗濯、食事の支度のどれかできる家事から始めてみましょう。

 

失業中とはいえ、働く意欲を失っていなければ、奥さんも下手ながら家事をこなしてくれているあなたに対し、リストラ離婚などという感情がわいてくることはないと思います。

再就職先が決まらなくても働きましょう

 

失業保険の受給期間が終了しても再就職先が決まっていない場合、アルバイトや派遣スタッフとして積極的に働きに出ましょう。

 

家計の助けとなるだけでなく、働く感覚も取り戻すことができます。

 

家にいる時間がこれまで少なかったあなたが、ずっと家で再就職活動をしているわけですから、自分自身もさることながら、それ以上に家族があなたに外に出て欲しいと感じていることでしょう。

 

疎ましく思われる前に、家族との距離を取ることができて、働く意欲も家族に示すことができます。

 

その他にもあなたの再就職活動にとって、たくさんのメリットがあります。

 

アルバイトするメリットを書いた【中高年】やっぱり失業中の不安と孤独はアルバイトで乗り切る、という記事もどうぞご覧ください。

まとめ

リストラ離婚を回避するためにあなたが取るべき3つの行動

 

◆真面目に職探し・再就職活動を続けること

 

◆積極的に家事をこなしましょう

 

◆再就職先が決まらなくても働きましょう

 

この3つの行動を徹底してもらえれば、リストラ離婚は回避できると思います。

 

職探し・再就職活動期間中、あなたは大変なストレスを抱えることになるでしょう。

 

でも、ストレスはあなたの奥さん、家族にもかかってくることを忘れないで下さい。

 

「俺の苦労も知らないで」

 

とか、

 

「今まで養ってきてやったんだから、少しくらい我慢しろ！」

 

のような自分本位、独りよがりな態度を取らないで、奥さん、家族に迷惑をかけているという謙虚な気持ち、行動を心がけて下さい。

 

最後に・・・

 

負のスパイラルに陥る前に、再就職支援の専門家であるキャリア・コンサルタントにご相談下さい。

 

あなたを全力でサポートすることをお約束します。

 

 

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