【中高年】再就職の面接で失敗しない口臭対策～予防できることは実行～

 

今回は、再就職の面接で失敗しない中高年の口臭対策について書いていきます。

気づいていないのはあなただけかも

「この人、面接前にタバコ吸いながら、コーヒー飲んできやがったな」

 

面接を受けに来た人にまず名前を名乗ってもらい挨拶を済ませます。

 

この人の口からタバコとコーヒーがミックスされたあの独特の口臭が漂ってきます。

 

面接をする前から不採用とはなりませんが、確実に評価はマイナスからのスタートになります。

 

私は約15年間、中小企業の人事総務職として、１０００人を超える書類選考、そして約３００名を超える採用面接を行ってきました。

プロフィールもどうぞご覧ください。

面接前の緊張をタバコとコーヒーで紛らわすことは、決して悪いことではありません。

 

私が問題視しているのは、口臭をケアせずに面接に臨んできた姿勢です。

 

口臭をケアしないで面接に臨んできた人をマイナス評価した理由は次の2つです。

 

自己管理ができない

 

人の口臭を嗅いで心地よく思う人はいませんよね。

 

約1時間の面接中にこの人が、私の質問に答えるたびに口臭が漂ってくるのはさすがに耐えられないものがあります。

 

思わず鼻を押さえたくなるような口臭を我慢しながら、面接をしてもこちらも集中して臨めません。

 

この人の面接を集中できないまま終了した後に残る感想・評価はというと、

 

「口の臭い人」

 

【中高年】内定に導く！面接を成功させる7つの法則～前編～で、面接は清潔感で好印象をゲットという内容を書いています。

どうぞご覧ください。

 

身だしなみに気を遣えない人、また自分の口から悪臭が漂い、人を不快にさせている事を認識できない人は、自己管理ができないと判断されてもおかしくありません。

 

そして、

 

自己管理ができない人は、仕事もできないと評価されてしまいます。

 

大切な面接前に口臭ケアを怠ったがために、あなたの評価がマイナスになってしまうのは、もったいないと思いませんか？

 

口臭のように面接前でも簡単に予防できるマイナス要素は確実に取り除いておく必要があります。

人を不快にさせる

 

面接をしているとタバコやコーヒーの臭いに限らず、口臭の強い方はたまにいます。

 

さすがに、面接中に顔を背けたり、鼻をハンカチで抑えたりすることはしませんが、私は電車の中等では、近くに口臭の強い人がいるとハンカチで鼻を押えます。

 

それだけ、他人の強い口臭は不快です。

 

対個人、対法人のどちらでも良いのですが、あなたに訪問してくる営業マンの口臭が強かったら、あなたはこの営業マンに会いたいと思うでしょうか？

 

私は、どんなに良い情報やサービスを提供してくれる優秀な営業マンでも口臭が強かったら、あまり積極的に会おうとは思いません。

 

面接という人生を左右するかもしれない大事な場面で口臭を漂わせている人は、日常生活でも口臭に気を遣うことはしないでしょう。

 

だとすると、この人は、会社内でもお客さんの前でも口臭には気を遣わない人と評価されてしまいます。

 

以前、【中高年】もうハゲ・薄毛が採用面接で不利になるなんて言わせない、という記事を書きました。

増毛やかつらを着ければ薄毛やハゲはケアできますが、費用が高額で簡単には改善できません。

何よりも周囲の人を不快にさせることはありません。

 

でも、口臭は簡単にケアができます。

口臭をケアしないと周囲の人を不快にさせます。

 

ボサボサの髪を整えたり、ヒゲをしっかりと剃ることと同じレベルで、簡単に改善できますよね。

 

その簡単にできるケアを怠り、周囲の人を不快にさせる口臭の強い人の評価がマイナスになってしまうのは仕方がないことだと思います。

 

髪がボサボサや無精ヒゲと違って、口臭が強くても他人は教えてくれない場合がほとんどです。

 

口臭の場合、あなたが自身で大切な面接の直前にケアをしなければなりません。

 

ただし、強い口臭でも自分ではなかなか気づかないものです。

 

ちなみに、人はなぜ強い口臭に気づかないかというと、あまりにもきつい自分の口臭に嗅覚が麻痺、疲労してしまうそうです。

 

これを「嗅覚疲労」というそうですよ。

 

自分の嗅覚を麻痺させるほどの口臭、恐るべき臭さですね。

 

ということで、気になる方は、手をマスクのようにして自分の口と鼻を覆って、口臭をマメにチェックするようにしましょう。

 

面接は第一印象が大事

 

面接は第一印象が大切であることはよくご存じですよね。

 

第一印象の善し悪しを決める最も大切な要素は清潔感です。

 

そして、口臭もその清潔感を判断する材料の一つとなります。

 

髪やヒゲは、男女や個人で感覚に差がありますが、強い口臭は男女問わず、例外なく好きな人はいません。

 

特に女性は臭いに敏感です。

 

最善の注意を払うように心がけて下さいね。

 

不採用理由が、

 

「凄い口が臭かったから」

 

なんてことは絶対に避けましょう。

 

口臭の原因と予防方法

口臭の原因と予防方法について、非常に簡単ではありますが、まとめておきます。

 

口臭発生のもととなるのは細菌です。

 

そして、細菌が口の中のどういうところに発生しやすいのかというと、次の3つに大別されます。

 

◆舌苔（ぜったい）

舌の白い部分のことです。

白い部分の臭いのもととなる物質が気化→息を吐くと口臭

口臭の約6割が、舌苔が原因と言われています。

 

<予防方法>

舌苔を舌ブラシで優しく磨き、白い部分を除去する

※舌ブラシで強く磨きすぎると、下が傷つきそこから細菌が発生

 

◆歯垢

歯周病菌などの細菌類。

歯周病→膿が出る→出血する→歯周ポケットに膿がたまる→強烈な口臭が発生し、口臭を悪化させてしまう

 

<予防方法>

歯医者さんで治療を受けましょう

 

◆膿栓（のうせん）

白血球の死骸と細菌の塊で扁桃腺の隙間にできます。

別名、臭い玉と言われていて、歯磨きしたあとでもニンニクや下水のような強烈な異臭を放ちます。

 

<予防方法>

うがい・鼻うがい・綿棒で取る・シャワーを当てて吹き飛ばす

 

やはり気になる方は、耳鼻咽喉科の先生に相談するのが良いかもしれません。

 

口臭の９割以上がこの３つのいずれかが原因と言われています。

 

まずは原因の可能性が最も高い、舌苔のケアから始めてみてはいかがでしょうか。

面接前の口臭対策

 

面接前に口臭ケアのタブレットやフィルムを口にしておきましょう。

 

面接官も人間なので、臭いに対して過敏といえるほど気にする人もいれば、逆に鈍感な方もいるでしょう。

 

ただ、口臭対策をやっておいてマイナスになることは決してありません。

 

数百円で何度も使用できるブレスケア商品を携帯しておけば、口臭を気にすることなく、面接官の質問に堂々と回答することができます。

 

自分の口臭が気になっていると、

■精神的に落ち着かない

■口をはっきり開けないで、何を話しているか分からない

 

というようなデメリットがあります。

 

そして、面接官にも臭い口臭でマイナス評価を受けてしまうということになってしまいます。

 

あなたが安心して普段通りの実力を面接時に発揮できるように、あまり重要視されていませんが、口臭対策も面接前に入念に行うようにしましょう。

まとめ

 

あなたの今後の人生を左右することになるかもしれない採用面接試験で失敗しないためにも、いつでも誰でも簡単に予防できる対策は、必ず実行するようにしておきましょう。

 

面接直前にブレスケアを口にするだけでマイナス評価になり得る要因を取り除くことができるんです。

 

髪の毛を整えたり、肩の上に付いているフケを払ったり、曲がったネクタイを真っ直ぐにしたりすることと同じくらい簡単にできることです。

 

面接前の身だしなみチェックリストです。

 

✔髪はボサボサになっていない

 

✔ヒゲ・鼻毛の手入れはできている

 

✔口臭はありませんか

 

✔爪が伸びていたり、汚れたりしていない

 

✔ヨレヨレなスーツではありませんか

 

✔肩にフケはありませんか

 

✔ワイシャツにしわが付いていませんか

 

✔靴は磨きましたか

 

この中で唯一、目に見えず自分では気づきにくいものが口臭です。

 

清潔感が重要視される面接ですが、そのチェックリストの中に口臭が含まれていないものもありますので、このブログを読んでくれたあなたは、再就職の面接で失敗しないためにも、面接直前の口臭ケアは必ず行って下さい。

 

そして、面接前だけではなく、普段から口臭を気にする習慣をつけるようにしてみてはいかがですか。

 

もしかすると、あなたが知らなかっただけで、強い口臭を発するあなたとのコミュニケーションを避けていた方が大勢いたかもしれませんよ。

 

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