面接したいと思わせる職務経歴書ってどうやって書けばいいのか悩んでいませんか?
・突然リストラされてしまった
・会社を辞めたいけど、次に何をして良いかわからない
・仕事探し・再就職活動に苦戦中
今回はこのような中高年に、絶対に面接したいと思わせる職務経歴書を書く方法をお伝えしていきます。
目次
面接したいと思わせる方法とは
その方法とはキャリアの棚卸しです。
キャリアの棚卸しとは、これまで経験してきたキャリアを書き出して整理することです。
キャリアの棚卸しで書き出した内容をベースにすれば、絶対に採用担当者から面接で会いたいと思わせる職務経歴書が書けるようになるがずです。
ただ時系列にどの会社でどんな仕事をしてきたかを書き出すだけでなく、次のような項目も思い出して書き出してみましょう。
✔今まで経験した楽しかった仕事とその理由
✔今まで経験した楽しくなかった仕事とその理由
✔得意な仕事
✔やりがいを感じた仕事
✔やってみたい仕事とその理由
✔あなたの強み
キャリアの棚卸しというキャリアの中には、仕事だけではなく、あなたの私生活も含まれていることを忘れないで下さい。
このブログを読んでくださっているのは、40代、50代の再就職を目指している中高年が多いと思います。
という事は、就職してから20年以上経過しているという事になりますので、
「そんな昔のこと覚えていない」
「面倒くさい」
「自分の事は自分が一番よく分かっているから、そんなこと必要ない」
と思われたかもしれません。
どうして自分のキャリアの棚卸しが必要なのか、それも私生活までも。
あなたは、これから中高年の仕事探し・再就職活動という台風が通過中のような荒波の海へ航海に出なければいけません。
航海は、航海図が無いと航海出来ませんよね。
その航海図というのが、中高年であるあなたの職務経歴書になります。
しっかりした航海図がないと、荒波を切り抜けられないのと同じで職務経歴書の完成度を高めていけば、それだけ安全な仕事探し・再就職活動を行っていくことができます。
どの採用担当者にも面接をしたいと思わせる職務経歴書に仕上げるためには、これまでにあなたが中高年になるまで何年も積み上げてきた経験や知識、人脈を全て棚から卸して下さい。
そして、使えるものとそうでないものを事細かに仕分けして、使えそうだと思うものをどんどん職務経歴書に盛り込ん行けば良いのです。
何の価値も無さそうなキャリアでも表現次第では輝きを放つ
中高年のあなたには、十数年もの間、埃にかぶった素晴らしいキャリアがあるはずです。
自分では何の価値もないキャリアと思っていても、表現次第では採用担当者の目にとまり、面接をしたいと思わせる素晴らしいキャリアとなることだって十分ありえます。
例1)
全社で営業コンテスト個人第3位
→チームで営業成績の振るわなかった同僚に契約をいつも譲っていた。
支店長からチームの和を重んじる営業姿勢やマネジメント力を高く評価されていた。
例2)
自分の過失から品質トラブルを起こし、会社に大きな損害を与えた
→品質管理の重要性を痛感し、独学で品質マネジメントを学び○%の品質向上に貢献
例3)
趣味:マラソン
取引先の社名の入ったユニフォームを着て地域のマラソン大会に参加。
見事完走して、たまたまテレビにも写り、取引先の部長から気に入られる。
このように表現次第では、数字に見えない部分を高く評価されていたことや、失敗を独学や努力でカバーした事など、1を2や3に見せることや、マイナスをプラスに変えることだって可能です。
そして、プライベートの趣味が取引先との潤滑油になることだってあります。
キャリアの棚卸し範囲を私生活にも広げてみる理由が分かっていただけたかと思います。
もっと大切な理由は、後ほど書かせてもらいますね。
キャリアの棚卸しで面接のライバルに差をつける
2015年に私はキャリアコンサルタントの資格を取得しました。
キャリアコンサルタントの養成講座には、多くの人事担当者が受講して、その中には日本人なら誰でも知っている大企業の人事部長も含まれていました。
再就職活動されている方がどれほど大変かを体感する目的で、このキャリアの棚卸しをしてキャリアシート・職務経歴書を作成するという課題があったのですが、多くの受講生は、
「忙しくて出来ないよ」
とか
「過去のことなんてもう忘れたよ」
とか
「俺のキャリアなんて恥ずかしくて、とてもじゃないけど見せられないよぉ」
という感じでした。
そうなんです。
キャリアの棚卸しはホントにホントに大変な作業なのです。
大変な作業であればあるほど、キッチリと対応した中高年とそうでない中高年の面接の評価に差がついてしまいます。
昔の記憶を辿り、思い出すたびにパズルのピースをあて嵌めていくような地道な作業になる中高年もいるでしょうが、絶対に手を抜いたらダメですよ。
このキャリアの棚卸しが上手にできて、より多くのキャリアを思い起こすことができれば、キャリアシート・職務経歴書にまとめることも容易になってきます。
中高年が面接に辿り着くための職務経歴書を書く方法
次に職務経歴書の書き方についてです。
私は約15年にわたり、中小企業で人事採用業務を経験し、1000人を超える方々の職務経歴書を見てきました。
中高年が面接に辿り着くための職務経歴書を書く方法を一つ上げておきます。
職務経歴書の中味はともかくとして、超難関で狭き門となる書類選考には、ライバルとなる中高年と同じことを書いていては面接に辿り着けません。
人事担当者が面接をしたいと思わせるような興味を惹くユニークな経験をしているとポイントが高いです。
採用されるかどうかではなく、あくまでも書類選考を通過するかどうかという視点ですが、面接のライバルとなる他の中高年とは違うユニークな経験をしている方は、ぜひ会ってみたいと思われます。
仕事のことではなくても私生活のキャリアで特徴的な経験をされている中高年のあなたは、その経験を仕事にどうやって活かしていけるかを受験先の仕事内容に上手くフィットさせて表現できるようにしておけば、面接に辿り着く確率はきっとアップするはずです。
実際に特徴的な職務経歴書で私が過去に書類選考を通過させた方の例をあげておきます。
例1)
・最終学歴が高校卒業(その高校は日本で一番偏差値の高い高校)
大学受験しなかった理由:ソフトウェアの開発で頂点を極めたかった
例2)
・1年間アジアでバックパッカー
情熱と誠意があればどんな人の気持ちも動かすことができることを知った
例3)
・月の平均残業時間 80時間を1年頑張った
体力と精神力は誰にも負けない。どんな環境でも力が発揮できる
会ってみたいと思われるインパクトのあるキャリアを持っている方は、必ず職務経歴書に書く事を強くおすすめします。
逆に面接に辿り着けない採用担当者に嫌われるポイントを2つ
1)誤字脱字
2)テンプレートの自己PRを使い回し
1)誤字脱字
よほどのことが無い限り、誤字脱字のある方は、選考ではNGにしていました。
今後の人生を左右する大切な職務経歴書です。
見直しもせずに提出する方の気持ちが理解できませんでした。
職務経歴書の中味は良いのに・・・
この理由で選考NGになるのは、あまりにももったいないので、2~3回は必ず見直ししましょう。
基本中の基本です。
2)テンプレートの自己PRを使い回し
基本的にキャリア欄は、どの会社に提出する場合でも大幅な修正をする必要はありません。
ただし、自己PRは必ず応募する会社に応じて書き換えて下さい。
「○○○○○○」という御社の理念に共感して志望しました。
括弧の中だけを書き換えれば、他のどの会社にも使えてしまうような
自己PRはNGです。
しっかりと事業内容やリリースされた記事がないかトピックを調べ上げて、あなたの経験をどの様に活かして行きたいのかを伝える事が求められます。
この人となら一緒に仕事ができるとイメージしてもらえる自己PRにして下さい。
キャリアの棚卸しになぜ私生活が必要なのか
なぜ私生活のキャリアの棚卸しをする必要があるのか?
・リストラされてしまった再就職を目指す中高年
・これから早期退職に応募して会社を辞める予定 の中高年
こちらの方々には、キャリアの棚卸しに加えて、キャリアの見つめ直しも行なって欲しいです。
棚卸しした自分の私生活を含めたキャリアを並べてみて、自分がどういう事をやってきて、何をしている時にやり甲斐や生き甲斐を感じてきたのかをたっぷり時間をかけて、見つめ直して下さい。
何が言いたいのかと言うと、私生活のキャリアを見つめ直し、会社に雇われない働き方も選択肢の1つに加えて欲しいということです。
【中高年】リストラ・早期退職予定者・長期失業者の働き方を考える、に詳しく書いてありますので
是非読んでみてください。
【中高年 再就職】リストラ失業者・長期失業者の働き方を考える
これから仕事探し・再就職活動をされる中高年は、想像を超える試練が待ち受けている事を覚悟しておいて下さい。
半年間、仕事探し・再就職活動をして、上手くいかなかった場合、独立・起業してみようという目標を持って活動するのと、そうでない場合のプレッシャーは全く違います。
私は転職エージェントのキャリアアドバイザーから、
「半年間頑張ってみましょう」
「もし決まらなかったら、その時考えてれば良いですよ。」
という助言に気持ちが楽になりました。
✔︎期間を区切る
✔︎次にやる事を考えておく
再就職を目指す中高年が悲壮感を漂わせながら、面接を受けても良い結果は得られませんよ。
まとめ
キャリアの棚卸しの重要性を分かってもらえましたか?
これまで企業の看板を背負い、その会社の名刺があなたの身分を証明してくれていました。
これからはキャリアシートが、あなたの名刺代りです。
ただ、今までと違うのは会って渡すものではなく、会ってもらうために渡すツールであるという事です。
中高年のあなたという商品をより高く再就職先に売る為に、素晴らしい職務経歴書を作って下さい。
そのベースとなるのがキャリアの棚卸しという事です。
そして、必ず私生活の棚卸しも忘れずにやっておいて下さいね。
あなたが一日でも早く、心豊かに落ち着いた暮らしが出来るようにネットの向こうからエールを送っています。
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