【これだけは覚えておきたい】中高年の転職・再就職を有利にする資格

何か資格さえ持っていれば、転職・再就職活動にこんなに苦労することはなかったのに・・・

と今更ながら後悔をしている中高年はいませんか？

 

転職・再就職活動を始めてから既に数か月が経過して、想像していた以上に厳しい現実を目の当たりにして、何か転職に有利な資格の取得を前向きに考え始めている中高年も多いのではないでしょうか。

 

「そんなに難しくない資格で、ほんとうに転職・再就職に有利になるのであれば、チャレンジしたい」

 

「これから勉強を始めても1年以上かかってしまうような資格ではちょっと・・・」

 

一念発起して資格を取るということは、「早く転職・再就職を決めるぞっ！」とは質が違う、やる気のスイッチをONにする必要がありますので、それなりの決意が必要になってきますよね。

 

今回は、転職・再就職が有利になる資格を取ろうという決意ができない中高年のために、ぜひ覚えておいてほしい、持っていると転職・再就職が有利になる資格について話していきます。

中高年の転職・再就職に有利な資格とは　

この中高年の転職・再就職に有利な資格とは、ビルメン4点セットの一番重要といわれている第2種電気工事士です。

 

ビルメンとは、ビルメンテナンス（ビル管理）の略称になります。

 

中高年がビルメンテナンスの会社の求人に応募をする場合、持っていると有利になる資格が『ビルメン4点セット』と言われる4つの資格です。

ビルメン4点セットとは

 

ビルメン4点セットとは　次の4つの資格になります。

どうしてビルメンテナンスの資格が転職・再就職に有利なのか？　

 

ビルメンテナンスの仕事は、基本的に体力をあまり使わず単純な作業が多く、熟練した経験者でなくてもできる仕事が多いです。

 

そして、ビルのオーナーやテナントで入居している総務担当者にメンテナンスに関する提案や報告を行うため、それなりのコミュニケーション力や交渉力が要求されます。

 

ということで、ビルメンテナンスの仕事は、40代・50代の中高年に門戸が開かれている数少ない職種ということになります。

 

そして、未経験でも資格さえ持っていれば応募することができる求人がたくさんあります。

 

例えばこんな感じです。

 

 

これからビルメンテナンスの仕事や上記4つの資格について、詳しく説明をしていきます。

 

この記事を読んで、転職・再就職が有利になる資格を取ろうというスイッチがONになり、無事に資格を取得して、晴れてビルメンテナンスの会社に転職・再就職に成功する中高年が一人でも多く誕生してくれることを期待しています。

転職・再就職に有利な資格　第2種電気工事士とは　

それでは、第2種電気工事士について説明していきます。

第2種電気工事士　

 

4点セットの中で最重要資格が、第2種電気工事士です。

 

第2種電気工事士の資格さえ持っていれば、ビルメンテナンスの仕事に応募できる確率が飛躍的に上がり、関連会社への転職・再就職を有利にするキーとなる資格となります。

 

オフィスビルや娯楽施設ビルには、照明や空調、給排水設備、エレベーターといった電気がないと動かない設備がたくさんあります。

 

これら建物の設備を管理することが、ビルメンテナンスの仕事になりますので、電気に関する知識や工事、修理ができる技術が要求されるのは当然といえますよね。

どうすれば資格取得できるの？　

 

第2種電気工事士の試験概要・合格率や勉強方法についてみていきます。

第2種電気工事士の試験について

 

第2種電気工事士の試験は、年2回実施され、一般の電気設備の保安に関する必要な知識及び技能について、筆記試験と技能試験で行われます。

 

2017年は、上期の筆記試験が6月（筆記試験に合格すると7月に技能試験）、下期の筆記試験は9月（筆記試験に合格すると12月に技能試験）に行われました。

 

文句を言っても仕方がありませんが、せっかく年2回試験をやってくれるのであれば、もう少し試験日程の間隔を空けてほしいですよね。

 

詳しくは、こちらからご確認ください。

一般財団法人電気技術者試験センター

 

ちなみに、試験は年2回行われますが、受験は1回のみです。

第2種電気工事士試験の合格率　

 

下記は、第2種電気工事士の直近7年の受験者数と合格者数の推移表になります。

（出典：一般財団法人 電気技術者試験センター）

 

だいたい筆記試験が60％前後で、技能試験が70%前後といったところです。

第2種電気工事士試験　勉強時間・方法　

【筆記試験】　

◆勉強時間

おおむね2,3ヶ月で300時間勉強すれば、筆記試験の合格点を余裕で確保できると言われています。

 

つまり、3か月間毎日3時間の勉強をすれば、合格できるということになります。

 

合格ラインは、約6割なので、50問中30問を正答していれば良い計算です。

◆勉強方法

ひたすら過去問を解き続けることが合格への近道です。

 

おすすめのテキストはこちらです。

オーム社　第二種電気工事士筆記試験標準解答集

 

電気書院　第二種電気工事士筆記試験模範解答集

 

通信講座を利用する方法もありますが、独学でも十分合格可能な資格です。

【技能試験】

◆勉強時間

技能試験なので、あたり前ですが、ケーブルを正確な長さに切ったり、被覆を剥いたり、そのケーブル使って配線する等の実技レベルを試される試験です。

 

筆記試験合格後、だいたい1か月強あれば未経験者でも合格ラインには到達できるレベルにはなっています。

 

◆勉強方法

毎日1、2時間、公開されている課題を一つずつこなしていくことで、必ずレベルアップできるはずです。

 

おすすめのテキストはこちらです。

2017年版 第二種電気工事士試験 完全攻略 技能試験編

 

第二種電気工事士試験は、自前の工具で作業するため、工具一式を購入する必要があります。

電気工事士技能試験工具セット

 

第二種電気工事士の試験の勉強方法等、こちらのサイトでとても詳しくわかり易く説明をされていますので、是非参考にしてみてください。

電気工事の資格保有者が語る合格！独立！第一種・第二種

まとめ

第2種電気工事士という資格は、中高年の転職・再就職に有利となりそうです。

 

応募できるビルメンテナンスの求人が増えますし、同じ求人に応募してきた無資格の候補者に差をつけられるという点で、中高年の転職・再就職に有利に働く資格です。

 

ビルメンテナンス業務が未経験の文系の中高年でも、第二種電気工事士の資格を取得すれば、ビルメンの会社に転職・再就職できる確率がアップします。

 

第二種電気工事士という国家資格にチャレンジしてみてはいかがですか。

 

そして、ビルメンテナンスの会社に転職・再就職できた後、ビルメン4点セットの残りの3つの資格も取得し、どんどんキャリアアップを図っていくのも夢があって良いと思います。

 

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