再就職先に悩む中高年にコンビニ経営を仕事の選択肢の一つとして検討してもらうため、先日のローソンに続き、今回はコンビニのミニストップの説明会に参加してきましたので、レポートします。
コンビニ経営:説明会の様子
ホテルの会議スペースを使った説明会の参加人数は、私一人。
なんと、1対1で話を聞くことになってしまいました。
伺うと、通常も多人数での説明とはならないそうです。
ミニストップの説明会は、マンツーマンで分からないことが聞けてとても良いですね。
でも、私の場合は冷やかしではありませんが、目的が違っていますので説明して下さる方に少し申し訳ない気持ちになってしまいました。
でも、このブログを読んでミニストップのオーナーという仕事を選んでくれる中高年がいてくれれば良いわけで、そこは割り切って説明を受けてきました。
仕事はコンビニ経営:フランチャイズ開業資金
ミニストップの場合、土地や建物をオーナーが用意する契約タイプ、また店舗の内外装費をオーナーが負担するタ契約タイプに分かれていて、それぞれ開業資金が違ってきます。
このブログでは、土地建物・内外装費のすべてをミニストップ本部が負担する契約タイプをご紹介していきます。
さて、ミニストップという看板を背負って仕事をするためには、どのくらいの自己資金を用意しておかなければいけないのでしょうか。
内訳:
保証金 150万円
開業準備金 100万円
この開業資金は、ローソンと比較すると100万円ミニストップの方が高いです。
コンビニを将来の仕事として考える中高年にとって、開業資金で100万円違うというのは、結構大きいですね。
この他に当面の生活費として約3か月分が必要ということになります。
【中高年 再就職】仕事はコンビニ経営 説明会レポート~ローソン編~もどうぞご覧ください。
仕事はコンビニ経営:契約条件
■契約期間:7年間
■通勤時間:開業店舗から約30分圏内
※確固たるルールはないみたいです。だいたい30分くらいという感じでした
■年齢制限:20歳以上(上限なし)
■店舗専従者:20歳以上の店舗専従者が2名(契約タイプにより不要な場合あり)
ラッシュ時の満員で仕事場に通っていた時のことを考えると、仕事場に30分で行けるというのは夢のようです。
仕事はコンビニ経営:収益モデル
ミニストップといえば、ポテトや唐揚げといったフライものやコールドスィーツが売りのコンビニですよね。
これらのファストフード系商品(FF)とそれ以外の商品(CVS)の利益率が異なります。
ファストフード系の利益率が圧倒的に高いんです。
【利益率】
FF: 52%
CVS:28%
ファストフードは儲かるんです。
たまにコンビニに行くと、レジの女性から、
「ご一緒に揚げたての○○チキンはいかがですか?」
とすすめられる場合があります。
これでよくわかりました。フライ系の商品は儲かるからなんですね。
この数字を踏まえて1ケ月の平均的な収益のモデルケースを見ていきます。
オーナーの収入は、純利益64万円ということになります。
でも、ここから開業時に仕入をした商品代金の約500万円の返済分が差し引かれていきます。
日販50万円の店舗のオーナーの最終収入として、50万から55万円くらいに落ち着くのでしょうか。
上記の収支モデル表について、大事なロイヤリティの率について説明しておきます。
契約タイプによっても異なってきますので、簡単にまとめておきます。
ここもCVSとFFで分かれています。
【CVS部門】
上記表の(C)の売上総利益が 、
300万円以下の場合は、38%をロイヤリティとしてミニストップに支払います。
300万円を超えて450万円以下の場合は65%
450万円を超える部分は75%
【FF部門】
(C)の売上総利益の一律40%
利益がでたら、投資した分を早く返してもらうようなシステムになっているんですね。
ロイヤリティの率を下げたかったら、契約タイプを変えるか多店舗経営してくださいねぇ、
ということです。
ちなみにですが、建物や土地をオーナーが用意するタイプの場合のロイヤリティーは、30から33%とグッと低くなります。
ミニストップは、優良店にこちらの契約タイプの切り替えができることを売りにしています。
また、ロイヤリティの低さをPRしていますが、土地建物をオーナーが用意するタイプでローソンと比較してみると・・・
売上総利益 | ロイヤリティ | |
ミニストップ | ローソン | |
300万円以下 | 38% | 45% |
300万円超450万円以下 | 65% | 70% |
450万円超 | 75% | 60% |
このようになります。
一見、儲かれば儲かるほどロイヤリティが上がっていくミニストップの条件は厳しいように感じますが、実際のところ売上総利益は300万円から450万円に落ち着く店舗が圧倒的多数で、この部分のロイヤルティが低いミニストップの方が良心的と言えるのかもしれません。
【中高年 再就職】未経験者でも成功できるフランチャイズもどうぞご覧ください。
【中高年 再就職】仕事は未経験者でも成功できるフランチャイズ経営
仕事はコンビ二経営:ミニストップの推し
セブンイレブンやローソン、ファミリーマートとの差別化はどうなんでしょうか。
ミニストップの場合、日本最大の小売業 イオングループの安心感を全面に出しています。
・グリーンアイやトップバリュといったプライベートブランド
・WAONカードやイオンカードといった多数のカードホルダ
・日本の販売シェア10%を握るコールドスィーツをはじめとするファストフード
その中でも特に多くの時間をかけて説明されていたのが、スタッフ教育についてです。
コンビニ経営は、オーナーのスタッフ教育が、成功のカギを握っていること。
商品の品揃え、立地も当然大事ですが、やはり最終的には「人」が重要。
ということで、ミニストップのスタッフ教育システム「Yellowtail Program」をパンフレットを使って説明していただきました。
すべてのスタッフが、仕事への高いモチベーションを持ち、着実にスキルアップするためのミニストップ独自の教育プログラムらしいです。
というような段階的にスキルを習得してもらい、評価認証するプログラムです。
モチベーションを高く持ってもらうために、アルバイトやパートも評価するそうです。
今はアルバイトやパートを確保することがとても難しく、適正な評価をして、それに見合った時給を払うことで、少しでも長く勤務してもらうことがコンビニ経営の肝になっています。
オーナーが多店舗化を図るには、既存店を任せる人材を育成していく必要があります。
フリーターであろうが、主婦であろうが、オーナーが上手に責任や権限を与えてあげることで、やる気になってくれる。
そういう教育が上手なオーナーのお店は、例外なく繁盛していると言われていました。
仕事はコンビ二経営:途中解約について
先ほども書きましたが、ミニストップの契約年数は、7年間です。
ローソンが10年、セブンイレブンは15年です。
この契約年数の縛りが緩い分、良心的という印象を持ちました。
そして、店舗の近くに強力な競合店や大型店ができてしまい売上が激減して、採算が取れなくなり閉店に追い込まれてしまった場合、途中解約はできるのでしょうか。
よほどの事情がないかぎり、違約金なしで途中解約は可能です。
そして、他の店舗の紹介もしてもらえます。
また病気やケガで事業が継続できなくなってしまった場合ですが、
「都度協議の上、決定する」
というグレーな回答でした。
ただし、フランチャイズ契約でよく聞く途中解約をめぐる訴訟問題についてミニストップは、他のコンビニフランチャイズの中で最も少ないそうです。
全体的に良心的な本部という印象を受けましたし、ここはやはりイメージを大切にする小売り業のイオングループということもありますので、よほどの事情がないかぎり、違約金なしで途中解約は可能と判断しました。
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まとめ
イオングループという絶対的なブランド力は大きいです。
実は、説明会で詳細な本部のサポートの説明はなかったです。
ほんとうは、詳しく聞かなくてはいけないのかもしれませんが・・・
それでも、まぁイオングループだから大丈夫だろうと信頼してしまうブランド力は強いです。
コンビニには、それぞれ特色や強味がありますよね。
ミニストップの強みは、ブランド力とファストフードです。
ファストフードは、他のコンビニフランチャイズとの差別化が図れるため、これからコンビニ経営を一生の仕事にしていこうとする中高年には大きな魅力となります。
先ほどミニストップ独自のスタッフ教育システムについて書きました。
とは言っても、どのコンビニも当然のことながら、スタッフ教育の重要性は認識しているわけですから、教育制度には力を入れていて、どこも大差ないかなという感じです。
最終的には、コンビニ本部との相性とオーナーのやる気、そして力量なのかなぁ~
という印象を持ちました。
最後に、1対1で熱心に説明してくださった担当者の方にこの場を借りてお礼申し上げます。とても感じの良い方でした。
そして少しウソをついて申し訳ありませんでした。
安心のコンビニ経営を仕事にしたい中高年の方は、是非ミニストップの説明会に行かれてみてはいかがでしょうか。
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