【40代・50代　中高年】の失業は孤独と不安との戦いです

失業中の40代・50代中高年の方へ

 

世間から取り残されているような孤独感はありませんか？

 

もしかすると、このまま再就職先が決まらなかったらどうしよう、という恐怖とも言える不安と戦っているのではありませんか？

 

今回は、私の体験談も交え、『失業中の40代・50代中高年は、孤独と不安との戦いです』というテーマで書いていきます。

 

そして、不安や孤独の解消方法もご紹介します。

 

どうぞ、最後まで読んで下さいね。

失業中の40代・50代中高年には経済的な不安が襲いかかる

再就職活動、失業中の40代・50代中高年に、経済的な不安が、容赦なく次々と襲いかかってきます。

 

家計の中で大きなウェイトを占める

・住宅ローン

・教育費

・生命保険料

 

会社員の時には給与天引きされていた

・厚生年金

・健康保険

・住民税

 

再就職活動中、失業期間中の収入が断たれた状態でも、これら経費の支払いは、必ず毎月訪れてきます。

 

失業中の40代・50代の中高年だからといって、すべての支払いを全額免除してもらうことはできません。

 

毎月決まった日に、銀行口座から大金が引き落とされていきます。

 

私は、2013年に15年間勤めた会社を解雇されました。

会社を守りたいという一心から、自分の信念を貫き、社長に反旗を翻した結果、クビになってしまったのです。

 

超悲惨で無様な解雇劇の詳しい経緯はプロフィールに書いてあります。よければ読んでください。

 

私が解雇されて失業した当時の年齢は43歳です。

 

40代半ばの中高年とはいえ、２人の子供はまだ小学校低学年。

 

このまま再就職先が決まらないで無職失業状態が続いたら、我が家はどうなってしまうのだろう・・・

 

・アルバイトで食いつなぐ

・家内もフルタイムでパート

・保険を解約

・マイホームを手放す

・親と同居

・子供の転校

・全ての習い事の解約

・子供のいじめ

・世間からどう見られるのか

 

次々に色々な不安が押し寄せて、日々、恐怖とも言える不安と戦っていました。

 

失業中の40代・50代の中高年を元気づけるための言葉をテーマにした記事、『【中高年】失業中の旦那さんを元気にする7つの言葉』もどうぞご覧ください。

失業中の40代・50代中高年は絶望感とも戦わなければいけない

解雇を通告されたのが曜日は金曜日でした。

 

当時の社長から、しばらく出社しないで身の振り方を考えておけと、自宅待機を命じられました。

 

でも、子供には解雇されたことなど話せるはずもなく、週明けの月曜日は、行く当てもないまま、いつも通り出勤する感じで自宅を出ました。

 

解雇されてからの最初の平日に、孤独と不安を痛感させられる衝撃的な出来事が起こったのです。

 

どこに行くわけでも無く電車に乗りこみ、時間潰しのため最寄駅から終点までを2往復したり、何も用の無い駅に降りて駅前の広場のベンチに腰掛けてボ～としていたりしていました。

 

2往復してもまだお昼にもなっていません。

 

この後、何をしようかと途方に暮れ、

 

「まさか俺が失業することになるとは、思いもしなかったよなぁ～」

 

「再就職先が決まらなかったら、一家離散してしまうのかなぁ・・・」

 

なんてネガティブなことばかり考え、ひとり「孤独」と「不安」を感じていたちょうどその時でした。

 

「ちょっとお時間宜しいですか？　何かお辛い事でもありましたか？」

 

真面目そうな50代の女性から声をかけられたのです。

 

宗教の勧誘でした。

 

「いいえ、何もありません。私は大丈夫ですから。」

 

女性からの勧誘を丁重にお断りしました。

 

次にその勧誘していた女性は、私のそばに座っていた50代の中高年の会社員風の男性に近寄り、声を掛け、少し話しをしたと思ったら、その50代中高年の頭に手をあてて、何やら唱えていたのです。

 

自分も再就職先が決まらないで、無職の失業状態が続いたら、頭に手をあてられて「孤独」と「不安」からの解放をあの女性にお願いすることになるのだろうか・・・

 

無職になった初日からいきなり

 

「俺、失業したんだなぁ～」

 

と、孤独感や不安だけではなく、絶望感も実感するような衝撃的な出来事に遭遇してしまいました。

 

きっと私からは孤独や不安というか、「マイナスのオーラ」が全開に放出されていたのだと思います。

 

今思うと宗教を勧誘されていた女性の人間観察力やマーケティング力って恐るべしです。

 

失業して孤独や不安を感じている人がいつ、どこに集まるかしっかりとリサーチ済みだったんですね。

 

この不安や孤独感を思い知らされた衝撃的な出来事の翌日から子供には、

 

「お父さんは、今日から家で仕事をすることになったんだ～」

 

と話し、朝出勤すると言って、外出する事をやめました。

 

よくドラマで、失業したサラリーマンが、会社をリストラされたことを家族に話すことができず、公園や図書館で時間をつぶすというシーンがありますよね。

 

私にはドラマのシーンをマネすることはできませんでした。

40代・50代中高年の失業は「孤独」や「不安」との戦いです。

解雇された直後は、ショックのあまり【廃人】のようになっていました。

なかなか立ち直ることができず、気持ちを切り替えて、

 

「よしっ、再就職活動がんばろっ！」

 

とはいかずに、ずっと将来への不安と孤独と戦いながら家で家事をする日々を送っていました。

 

解雇される少し前から家内はパート勤めを始めていたため、心配と迷惑をかけた罪滅ぼしにと、家事だけは毎日マメに頑張ることに決めていたのです。

 

現在、再就職活動している失業中の中高年は、よくわかってもらえると思いますが、平日の昼間にひとり家に居るって、ホントに「孤独」ですよね。

 

失業は「孤独」や「不安」との戦いです。

40代・50代中高年の職探し仲間との情報交換で不安を解消

その戦いに勝つには、同じ不安や悩みを抱える一人でも多くの仲間の存在がとても貴重となってきます。

 

同じ40代・50代中高年で再就職活動中の仕事探し仲間を作り、情報交換することをおすすめします。

 

一人でも多くの仲間を作り、一緒に「孤独」や「不安」と戦ってみましょう。

 

では、その同じ不安を抱える中高年の仕事探し仲間はどこで見つければ良いのでしょうか。

 

3つほど代表的なものをあげておきます。

中高年向け無料セミナー

ハローワークや中高年就職支援センターが定期的に開催している無料の中高年向けの就労支援のセミナー。

 

ハローワークについてはご存じの方は多いと思いますが、中高年就職支援センターの存在は、あまり知られていません。

 

都道府県により設置されていない所もあるので、皆さんのお住いの都道府県に中高年就職支援センターと入力して検索してみて下さい。

入力例)

「千葉県 中高年就職支援センター」

 

自治体とハローワークが連携(東京都は民間の人材紹介会社)して、無職・失業中の40代・50代中高年の就労を無料で支援してくれます。

 

公的な無料相談機関について書いた【中高年】 知って得する 転職・再就職支援 無料相談、もどうぞ読んで下さい。

リクナビ NEXT

「転職仲間」機能

中高年で同じ不安を抱えている仲間、ライバルが今どの様な活動をしているかを共有できます。

⇒リクナビネクスト

Facebook

交流サイトといえばFacebook。

 

Facebookをされていない方は、是非この機会にアカウントを作成して、中高年の再就職コミュニティを探してみてはいかがでしょうか。

 

同じ再就職や失業に関する悩みや不安、孤独を感じている方達と交流はあなたにとって確実にプラスになるはずです。

 

私も無職、失業期間中に、アドバイザーに勧められて、中高年就職支援センターで行われた交流会に参加した経験があります。

 

同じ悩みや不安を持った失業仲間に話しを聴いてもらい、共感してもらった事で気持ちが楽になりました。

 

その後の再就職活動において、間違いなく良い影響を与えてもらった貴重な体験だったと断言できます。

 

無職、失業期間を上手に乗り切る手段の一つとして是非検討してみて下さい。

まとめ

40代・50代中高年はいつ失業してもおかしくない時代

 

すき好んで失業して「孤独」や「不安」と戦いたいと思っている40代・50代中高年は存在しません。

 

しかし、終身雇用制度は崩壊しています。

 

ある日突然、リストラや会社の倒産で失業しても不思議ではない世の中です。

 

「今の会社にずっと雇用され続ける能力」

 

「自分で稼ぐ能力」

 

を常日頃から高めておく準備をしておきましょう。

 

そして、不安な人は、自分のキャリアについて一度見直してみることも大切です。

 

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