今回は40代・50代中高年の転職・再就職として人気のタクシードライバーについて書いていきます。
目次
どうして中高年の転職・再就職先にタクシードライバーなのか
求人サイトや求人誌を見ると、40代・50代中高年の求人コーナーには、まず間違いなくどこかのタクシー会社がドライバーを募集しています。
ちょっと待ってください!
いつも採用を募集している会社は、ブラック企業の可能性が高いので、要注意なんて言われています。
以前【中高年】必見!ブラック企業を見破る3つの方法、にも書かせてもらいました。
【転職・再就職活動中の中高年必見】ブラック企業を見破る3つの方法
ブラック企業は離職率が高く、常に求人票を出している。
じゃぁ、タクシー会社はブラック企業だ!
とすぐには決めつけないで下さい。
タクシー業界は、高齢ドライバーが多数在籍しており、体力的に厳しくなり、引退する人も多いそうです。
もちろん、入社前に思っていた仕事内容と違って、そのギャップに耐えられずに辞めていく方も多いでしょう。
確かにスーツを着ていたサラリーマン時代と比較して、給与は大幅に下がるかもしれませんが、給与が安くて、体力的にきつい会社が全てブラック企業とはならないと思います。
採用する側からすると、お客様のわがままに簡単にキレてしまうような若者に比べて、人生経験が豊富で寛容な40代・50代中高年の方が、タクシードライバーとしての適性があると考えているため、中高年に広く門戸を開いています。
あなたは、お客様に何を言われても、仕事だから仕方がないと割り切ることができますか?
もし、割り切れると思った人は、タクシードライバーになる適性はそれだけで十分にあるのではないでしょうか。
そして、タクシードライバーに応募する方が、色々な事情を抱えて応募してくることも織込み済みです。
「他に行くところがないなら、タクシードライバーとして頑張ってみましょうよ」
なかなか転職先・再就職先が決まらず、早く働きたい中高年とタクシー会社両者のニーズが、ピッタリとマッチしているということになります。
タクシードライバーについて思うこと
私は、今から3年半前に会社を解雇されました。
悲惨な解雇劇は、プロフィールに詳しく書いてあります。
プロフィール
退職前の約10年強、人事総務の仕事をしていましたが、中小企業だったため、業務は浅く広くで、中高年であるにもかかわらず、他の企業で通用する専門的なスキルがなく、人事総務職で再就職できるなんて考えていませんでした。
解雇直後に自分の年齢は、44歳になっていました。
求人サイトの条件を年齢で絞り込むと、そこにはタクシー会社の求人ばかりで、
「あなたの再就職先は、タクシードライバーです」
パソコンの画面の向こうから、
「これが現実、あなたに再就職先を選ぶ権利はないの!」
こんな冷酷な声が聞こえてきそうなほどでした。
「俺、タクシードライバーになるしかないのか〜」
あくまでも再就職活動の一つとしてですが、色々なタクシー会社を調べて、評判の良い会社の説明会の申込みまで済ませました。
結局、転職エージェントのアドバイザーから、
「タクシードライバーは、いつでもなれます。半年、1年経っても再就職できなかったら、考えましょう」
というアドバイスもあり、一般企業の総務職への再就職を目指し、本格的な活動を開始しました。
ついさっき、私は『一般企業』の総務職・・と書きました。
でもタクシードライバーになるための場合は、『タクシー会社』なんです。
サラリーマン経験しかない私にとって、タクシードライバーは独立を考えた時のようなハードルの高さを感じてしまい、当時は再就職先として躊躇してしまったというのも偽らざる事実です。
未知の世界に飛び込むには不安要素が多過ぎることが、ハードルの高さの原因です。
次に不安要素を考えていきます。
タクシードライバー 転職・再就職先としての不安
タクシードライバーを転職・再就職として考えて場合、何が不安なのでしょうか?
1)給与が安い
2)地理が覚えられない
3)運転に自信がない
4)昼夜逆転の生活
5)体力・腰
6)接客
私は、1) 2) 5 )が不安でした。
特に2)は、私がまだ大学生の頃に誤って原付きバイクで首都高に乗ろうとしたり、その後、帰り道が分からなくなって途方にくれたりした苦い経験が抜けず、道が覚えられないというよりも、東京の下道恐怖症というある種の病気です。
あなたは、どれに該当しますか?
1)の給与面が不安という方が一番多いでしょうか。
現役タクシードライバーや経験者のネットの書き込みを見ると、「安い」と言う方がやはり圧倒的に多いです。
でも中には、頑張ればサラリーマン並み、もしくはそれ以上に稼ぐことが出来ると言っている方も少数ですがいます。
もし私が、現役のタクシードライバーだとしたら、「タクシードライバー 良いよ。ネットで言われているほど、給与安くないし、俺の仲間はサラリーマン並みの月収もらっている奴ばっかりだよ」
なんて書き込みは間違ってもしません。
なぜだと思いますか?
ただでさえ競争が激しい業界で、わざわざライバルを増やして収入減に繋がるような行為はしないからです。
例えるなら、裏山にタケノコがたくさん採れることを誰にも言いたくない事と同じです。
ましてやタクシードライバーは、生活がかかっていますから、なおさらです。
ネットは、不平不満を持った人のネガティブな書き込みが多いです。
タクシードライバーに関するネガティブな書き込みを全て信用しない方が良いと思います。
今回このタクシードライバーの記事を書くにあたり、色々な方のブログ等の書き込みを読ませてもらいましたが、
私はズバリ!
東京と首都圏内で頑張れば500〜600万円の収入は達成可能なのではないかという気がしました。
その他2)〜6)は慣れるしかないと言われている方多かったです。
今は、タクシードライバー専門の転職サイトもできました。
アドバイザーから詳しい話を聞くことも出来るみたいなので、まずは登録することをお勧めします。
一口にタクシー会社といっても、一般企業と同じで、会社によって文化も違えば待遇だって違います。
各会社で生き残りをかけて独自のサービスを打ち出しているタクシー会社もあります。
疑問や不安を解消して、あなたにピッタリ合ったタクシー会社を見つけてみてはいかがでしょうか。
大手・優良企業への転職 タクシー求人は【タクQ】無料転職支援サービス
タクシードライバーの良い点
次にタクシードライバーの良いとこを見ていきます。
1)入社しやすい
2)営業所を出たら単独行動なので気楽
3)休みが多い
4))仲間との横の繋がりが強そう
上でも書いた通り、解雇された直後はタクシードライバーを再就職先にすることに戸惑いがありました。
でも今は違います。
パワハラやハードワークに追われる安らぎのない生活にホトホト疲れました。
「心豊かに、幸せな暮らしを願う」
【はじめに】に書いてあります、このブログの使命です。
はじめに
今はタクシードライバーに魅力を感じます。
まとめ
現役タクシードライバーのブログに、この様なタイトルの記事を見つけました。
パワハラに耐えきれなくて線路に飛び
込んだりする前にタクシードライバー
の道も考えて下さい。
こんな俺でも7年タクシードライバーで生きています。
タクシードライバー日記
~人生はギャンブルだ〜
人生や仕事で悩んでいる方にタクシードライバーの仕事を知ってもらいたいという気持ちでブログを書かれている方です。
私は、この方のブログを読ませてもらい、泣いてしまいました。
それは、私が思っていることを代わりに言ってくれていたからです。
あなたは、なかなか転職・再就職先が決まらず、将来に不安を感じていませんか。
あなたは、家庭での居場所がなくなり、思い悩んでいませんか。
毎日、苦しくて辛い日々を送っているのであれば、上の方がブログで言われているように、タクシードライバーの道を選択肢に加えてみませんか。
電車に飛び込むというのは、極端な話かもしれません。
でも、転職・再就職先が見つからないで、辛い思いをするのであれば、もう一度幸せな生活を取り戻す足がかりにするためにも、比較的簡単に採用してもらえるタクシードライバーになってみるのも良いと思いませんか?
タクシードライバーという未知な世界ですが、勇気を持って一歩前に踏み出し、家族と笑顔で過ごせる日常を取り戻しましょう。
きっと奥さんも賛成してくれるはずです。
心の安らぎと幸せな生活を夢見て。
おまけ
この記事を書いていてある一冊の本を思い出したので、ご紹介しますね。
直木賞候補作品にもなったあの日にドライブ 萩原 浩著
主人公の牧村伸郎(43歳)は、本元銀行マンのタクシードライバー。
元銀行マンというプライドから営業成績が伸びず苦しむものの、様々な体験から、タクシードライバーとしてのコツを掴んでいくお話です。
私は、萩原浩さんの小説がとても好きで、全作品を制覇していますが、その中でもベスト3に入る作品です。
超おすすめですよ。
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