再就職に有利なおすすめの資格について考えたことのある中高年も多いのではないでしょうか。
「何か資格でも取ろうかなぁ~、でも何の資格がいいんだろう?」
たくさんある資格から、再就職活動中の中高年におすすめの資格っていったい・・・
あなたが、資格を取ってみようかなぁ~と思って、どの資格かを選ぶときにまず考える事といえばこのようなことではないでしょうか。
・得意、または興味のある分野ってなに?
・資格試験の難易度
・再就職に役立つかどうか(資格の実用性)
・資格の将来性
・資格取得にかかる期間や費用
なんてあれこれ迷っているうちに、結局、資格取得に向けて何も行動に移せないでいるのではないでしょうか?
今回は、資格のことで悩んでいる再就職を目指す中高年に「産業カウンセラー」という資格をおすすめする5つの理由について書いていきます。
目次
中高年におすすめの資格 「産業カウンセラー」
私が再就職を目指す中高年におすすめする資格は、「産業カウンセラー」です。
産業カウンセラーとは
産業カウンセラーは、心理学的手法を用いて働く人たちが抱える問題を自らの力で解決できるよう援助する心理職資格である。「メンタルヘルス対策への援助」「人間関係開発への援助」「キャリア開発への援助」の3つを活動領域とする。日本では、心理士、心理カウンセラー(相談員)、心理セラピスト(療法士)などの心理職には国家資格が存在しない一方、民間の心理学関連資格は多数存在する。その中で産業カウンセラー資格は知名度の高いものの一つである。
(出典:Wikipedia)
失業していて再就職活動中の中高年にこの資格をおすすめする理由は次の5つです。
1)傾聴スキルが身につく
2)話し方が上手になる
3)悩みを聴いてもらえる
4)自分をさらけ出した仲間の存在
5)再就職にプラスになる
この記事を読んでもらえれば、産業カウンセラーという資格について必ず理解を深めていただけます。
産業カウンセラーは、おすすめの資格ではあります。
でも、再就職を目指しているすべての中高年が、産業カウンセラーの資格を取ったからといって、再就職が有利になるとか、資格を活かした職に必ず就けるという類の資格ではないということだけはご承知ください。
よほど専門性の高い資格ではないかぎり、未経験の分野で中高年が資格を取得したとしても、再就職が有利に働くことはありません。
それでも、この資格に色々な魅力を知ってもらい、ひとりでも多くの中高年が興味を持ってもらえることを期待しています。
無職・失業状態で産業カウンセラーの養成講座の受講をスタート
私は、2013年に15年勤めた会社を解雇され、ようやく失意のどん底から這い上がって再就職を果たした会社は、超絶なブラック企業だったという経験を持っています。
解雇された時に負った心の傷が完全に癒えないまま入社したブラック企業で、私の心の傷はさらに深くなり、結局3か月という短期間で退職することになりました。
解雇されたときのことやブラック企業での出来事はプロフィールに書いてあります。
ブラック企業を3か月で退社した翌月4月から、傷心の無職状態のまま、産業カウンセラーの養成講座をスタートすることになりました。
産業カウンセラー養成講座について
再就職活動を目指す中高年にどうしてこの資格がおすすめなのかを伝えるのに、産業カウンセラーという資格の講座内容について知ってもらう必要があるので、その内容を説明しておきます。
産業カウンセラーになるためには、7ヶ月ほぼ毎週日曜日の9時から17時まで行われる養成講座に出席して、試験を受けるための単位をもらわなくてはいけません。
(通信制もありますが、ここでは通学制のことだけをお伝えします)
資格の講座というと、講義中心の座学のカリキュラムを想像していましたが、座学は月に1回程度で、カウンセリングの実技演習がメインです。
1チーム10名で、7ヶ月間その10名のメンバーは固定されます。
その10名を毎週2つのグループに分け、受講者同士1対1で模擬カウンセリングを行います。
毎回受講者は、カウンセラー役と相談者役両方を最低1回はやらなくてはいけません。
模擬カウンセリングが終了すると、各グループに1名付く講師と残り3名の受講者がカウンセリングの振り返りを15分くらいかけて行います。
このような模擬カウンセリングを7ヶ月間、月に3回から4回繰り返し行って、傾聴の技術や共感的理解の重要性を学んでいきます。
相談者役は何の話しをするの?
1回の模擬カウンセリングの時間は、確か30分くらいだったと記憶しています。
相談者役は、30分も何の話しをするのでしょうか。
私は最初、講師が用意した相談内容のテキストがあって、相談者役は、そのテキスト通りに話を進めていくものと思っていました。
ところが、話す内容は、毎週自分で考えて来なければいかなかったのです。
自分自身のことや家族、友達のこと、また時事ネタ等々、話す内容は何でもOK。
この用意してきたネタを相談者役が話します。
それに対しカウンセラー役は、相談者がそれについてどう思ったのか、共感的理解をしながら、感情的な部分をどんどん掘り下げながら、相談者に気づきをもたらしていきます。
産業カウンセラー養成講座で、どのようなことをするのかを少しイメージをしていただけましたでしょうか。
中高年に産業カウンセラーという資格をおすすめする5つの理由
それでは、おすすめする5つの理由を詳しくみていきます。
傾聴スキルが身につく
模擬カウンセリングでは、一日一回必ずカウンセリング役をすることになっています。
週に1回とはいえ、半年以上のわたり、相談者役の相談内容をじっくりと聴く「傾聴」というトレーニングを積むことで、人の話しを聴く技術がかなり向上します。
人の話を聴くということは、コミュニケーションの基本なので、あなたのコミュニケーション力は格段にあがるはずです。
中高年という年代になり、頑固になってしまったあなたは、人の話をよく聴くという行為を疎かにしてしまってはいませんか。
傾聴は、再就職先での良好な人間関係を築くのに大いに役立つスキルになります。
話し方が上手になる
相談者役は、毎週30分話せるネタを用意していかなければなりません。
話すネタを探すだけでも大変なのに、話の組み立てや時間配分まで考えて、人前で30分間も話さなければならないというのは、最初ほんとうに苦労しました。
でも、養成講座の終盤を迎える頃には、1時間でも話し足りないというレベルなっています。
そして、人前で話すことが苦手であった私が、人前で話すことを苦にしなくなっていたのです。
話し方が上手になるだけでなく、人前で話すことも好きになっていました。
悩みを聴いてもらえる
傷心状態で養成講座の受講をスタートした私にとって、模擬カウンセリングは、とてもありがたいトレーニングでした。
苦しい胸の内を共感してもらいながら、トレーニング中とは言え、カウンセラーの卵に聴いてもらえたことにより、すごく気持ちが楽になりました。
リストラや解雇で心に傷を負った中高年や再就職に苦しむ悩める中高年にとって、模擬カウンセリングで話を聴いてもらうことは、とても良い機会になるはずです。
自分をさらけ出した仲間の存在
開講当初こそ、プライベートの話をすることに戸惑っていた人たちも途中から、
「えっ、そんなこと話して大丈夫なの?」
というような、今まで誰にも話したことなかったんです的な話を平気でするようになっていきます。
10%の中高年しか知らない再就職・仕事探しのコツ【ジョハリの窓】で、「自己開示」がコミュニケーションを取る上ですごく大切であるということ書いています。
是非、読んでください。
こうして自己開示をした者同士には信頼関係が生まれ、今も何でも話せる大切な仲間達です。
再就職にプラスになる
再就職に有利になる資格とはいえませんが、履歴書の資格の欄に「産業カウンセラー」という資格名が埋まるだけでもプラスにはなっても、決してマイナスになることはありません。
さきほどもお伝えした通り、「傾聴」の技術は、コミュニケーション力を向上させます。
面接時、採用担当者の話しを聴く際に傾聴のスキルを使ったり、産業カウンセラーの資格を持っているので、傾聴のスキルを活かしたコミュニケーション力を強みの一つに掲げたりすることも再就職活動ではプラスです。
そして、産業カウンセラーの資格を持っていることにより、ハローワークや中高年支援施設に就職できる可能性も高くなります。
まとめ
1)傾聴スキルが身につく
2)話し方が上手になる
3)悩みを聴いてもらえる
4)自分をさらけ出した仲間の存在
5)再就職にプラスになる
この資格を取ることで中高年の再就職が有利になるということではなく、資格を取るメリットとして捉えてもらえればと思います。
再就職を目指す中高年が資格を取る最大のメリットは、リストラや失業期間中に失った自信を取り戻すことです。
そのことについては、【中高年】自信を高めて再就職・転職を有利にする特選の資格でもお伝えしてあります。
よければ読んでみてください。
資格試験のための勉強や試験に合格した時に得られる自信や喜びは、自信を失いつつある私たち中高年にとって、自信回復の絶好のカンフル剤となります。
自信を失っている悩める中高年は、産業カウンセラーの資格をカンフル剤の一つとして検討してはいかがでしょうか。
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