「それは・・・詐欺師まがいの輩に毒された社長への謀反からはじまりました」
部長の座から突然の解雇通告。
再就職先は超絶!ブラック企業。
自分の信念を貫いたことで、家族を路頭に迷わす結果になるも、
失意のどん底から這い上がったキャリア・コンサルタントの軌跡。
プロフィール概略
【HN】コンチバ
【性別】男
【年齢】40代後半
【職業】キャリア・コンサルタント
【家族】妻・中学生と小学生の子供が二人
【出身地・現住所】千葉県
【趣味】◆読書
好きな作家<特に好きな作品>:
・荻原 浩<神様からひと言/母恋旅烏/僕たちの戦争>
・奥田 英朗<オリンピックの身代金/イン・ザ・プールサウスバウンド>
・池井戸 潤<空飛ぶタイヤ/鉄の骨/下町ロケット/>
・東野 圭吾<秘密/天空の蜂/時生>
◆ゴルフ(ベストスコア:99<ラウンド前日の練習だけなので上手にならない>
好きなゴルフコース:きみさらづゴルフリンクス<千葉県木更津市>)
◆ジョギング・散歩
【音楽】長渕 剛
特に好きな曲:STAY DREAM/Myself/SUPER STAR/CLOSE YOUR EYES/少し気になったBreakfast
【資格】国家資格 キャリア・コンサルタント・産業カウンセラー
《プロフィール詳細はこちらをどうぞ》
【社長に対し、すべての儲け話からの「完全撤退」を要求。その結果・・・】
当時の勤務先の社長はもともと株式や先物、FXといった投資が大好きな人でした。
それが、いつからか詐欺まがいの儲け話を持ってくる複数の怪しい人物と付き合うようになり、その儲け話に乗り、多額な損失を出すようになっていったのです。
わずか1年あまりの短期間での損失額は本業の年商を大きく上回るようになっていました。
儲け話を持ってくる詐欺師のような怪しい人物に騙され、損失額が大きくなるにつれて資金繰りが苦しくなっていきます。
社長の別人のような目がお金が無くなってきているということを物語っていました。
詐欺師のような怪しい人物が会社に出入りするようになり、いつも柔和な表情だった社長が、その怪しい人物たちと同じ指名手配犯の写真のように険しく怖い表情に変化していったのです。
私は総務部長という内情を知り得る立場にいたので、このままでは会社が持たない、確実に潰れると思いました。
そして危機感が頂点に達する出来事が起こったのです。
投資のために買収した怪しい会社を私たちのグループに入れる動きが・・・
【同じ危機感を持った営業部長と社長のもとへ】
「詐欺師まがいの方たちとの関係を断ち、すべての儲け話からの「完全撤退」を要求し、悶々と蓄積したすべての思いを包み隠さずぶつけました。
社長は、
「わかった」
「考えておくよ」
何を言ってもこの二言に終始し、その日は何事もなく散会となりました。
お金が無くなってきていることで、精神的に追い詰められているのは明白です。
社長が、私たちの要求を受け入れてくれると確信していました。
それから1週間後・・・
突然、社長から呼び出され、
「分ってるな。お前たちの行為は規則に反する行為だっ!」
「しばらく出社しなくていいから。身の振り方を考えとけ!!」
解雇通告。
謀反が完全に失敗に終わった瞬間でした。
自分の信念を貫き、社長に反旗を翻した結果、43歳にして家族を路頭に迷わすことになってしまったのです。
家族も守ることができなかった男が、会社を守ろうとしていたなんて冗談にもなりませんよね。
解雇されることはまったく想像していなかっただけに、ショックでした。
解雇を通告された後、社長があれこれ話を続けていることは分かっていましたが、色々なことを考えていたため、まったく聞いていませんでした。
「再就職できるのだろうか」
「まさかもう1回、履歴書と職務経歴書を書くことになるとは・・・」
「ハローワークに通うのかぁ・・・」
「家内にどうやって話せばいいのか」
「自分が失業者、無職になる」
時間にして10分か15分くらいだったと思いますが、将来の不安だけではなく、過去の行いの後悔や反省、同僚やこれから会社がどうなってしまうのかを考えたりもしました。
それから、謀反の計画で心身ともにすっかり疲れていたため、これでしばらく休めると安堵したこともよく覚えています。
【廃人同然の状態で再就職活動を開始】
私は解雇された会社に入るまでに2度の転職を経験していました。
人事総務として採用を担当していましたので、40代の再就職がどれほど難しいかは痛いほどわかっています。
会社を解雇されてから1か月経過しても、解雇されたショックから立ち直れないままでいました。
この時の自分を例えるなら、まさに廃人です。
再就職に対する不安に圧し潰されそうではなく、完全に圧し潰されていました。
とは言っても・・・
いつまでも廃人のまま失業者を続けるわけにはいかず、失意のどん底から仕事探しをスタートしました。
履歴書と職務経歴書を書き上げたら、あとは毎日パソコンに向かって次の作業の繰り返し。
・転職サイトへの登録
・人材紹介会社への登録
・求人検索→応募
しかし、書類選考通過の難易度は予想をはるかに超えるものでした。
◆このまま再就職先が決まらなかったらという「不安感」
◆何社応募しても書類選考で落とされる「絶望感」
◆世間から用無しと判断され、隔離されているような「孤独感」
◆何故、あのような行動をしてしまったのかという「後悔」
こうしたネガティブな感情が交代で押し寄せて、常にお腹の中に重い鉛が入っている感じの日々が続きました。
ネットから転職エージェントに応募を重ねても、応募をした求人企業担当者ではなく、キャリアカウンセラーからメールで書類選考はNGでしたという不採用メールの連続。
求人企業の書類選考にすら辿り着くことができない、もう泣き出してしまいたいくらい悲しい日々が続きました。
【書類選考を通過しただけで内定をもらえたかのような感覚に】
たまに転職エージェントから「書類選考通過」の連絡が入った時は、もう内定がもらえたかのような感覚になります。
社会から一人取り残されているような生活が続いていたので、書類選考の通過連絡は、自分の存在価値が認められたようで気持ちが楽になりました。
でも・・・
転職エージェントのキャリアカウンセラーは商品価値の低い無職の中高年に対する対応は、どこの会社も例外なく冷たいです。
キャリアカウンセラーなんて名前ばかりで、何のカウンセリングもしてくれない人が圧倒的に多いです。
まぁビジネスですから、中高年の転職・再就職市場は、需要が少なく、売れ残りの商品に時間と労力をかけられないのは当然のこと。
「それにしても、どいつもこいつも事務的で機械的なマッチングしかできない転職エージェントのキャリアカウンセラーって何なの???」
「親身になって話を聴いてもらえるだけで嬉しいのに・・・」
転職エージェントに登録は、学歴や職歴、職種、年収を書いた後に、再就職・転職の希望条件を登録します。
その希望条件にマッチした会社がない限り、転職エージェントからコンタクトしてくることはまずありません。
ようやくマッチした会社が見つかっても、
「こんな会社がありましたけど、応募してみますか?」
確認のメール、または電話をしてくるだけです。
こっちは親身になって話を聴いてくれるだけで嬉しいのに・・・
需要のない中高年には、いくらビジネスとは言え、対応が事務的で薄情すぎます。
ほんとうにキャリアのプロからの温かいサポートが必要なのは、失業している中高年のはずなんです。
【俺が、キャリア・コンサルタントになろう!!】
「自分のように再就職に苦しむ中高年の方たちを支援しよう!!」
「俺が、キャリア・コンサルタントになろう!!」
再就職先も決まらない失意のどん底から這い出せない状態ではありましたが、将来自分がやりたい事を見出すことができたのです。
再就職活動中の転職エージェントのキャリアカウンセラーの対応に対する不満が、このブログを運営する出発点となりました。
【やっと再就職できた会社は・・・ 超絶ブラック企業】
3か月の再就職活動を経て、ようやく希望の総務管理職の内定をもらうことができました。
しかし・・・その会社は、超絶なブラック企業だったのです。
前任者は精神疾患を患い退職、後任も1年間決まらずにいたところに応募したのが自分ということでした。
ブラック企業に在籍していた3か月間は、失業期間なんて比較にならないほどの苦痛の日々が続いた事をよく覚えています。
やったこともない経理の仕事を任され、ミスをすると部下から軽蔑の眼差し。
そして上司から呼び出されてネチネチと説教の毎日。
連日のサービス残業、休日出勤してもタイムカードは決して押してはいけない不文律等々・・・ これぞブラック企業!
【自分も精神疾患になるのでは、そしてその兆しが・・・】
苦労してやっと入社できた会社です。
時間が経てば慣れると思い我慢していましたが、逆に入社して1か月を過ぎたあたりから、「自分も精神疾患になるのでは」という強い恐怖を感じるようになります。
家内からその症状が出始めていると指摘をされたため、3か月で自己都合退職しました。
この先自分と家族はどうなってしまうのか??
凄い「不安」でしたが、退職後は、「不安」よりも苦痛や恐怖から解放された安堵の気持ちが勝っていました。
【失意のどん底を経験して、今まさにここが底辺】
失意のどん底を経験して、今まさにここが底辺で、もうこれ以上不幸な事は起きないだろうという根拠のない楽観的観測。
そして、失業とブラック企業で体験した経験が、自分の精神力を強くしてくれたように思います。
【資格取得で自信を回復】
ブラック企業を退職後、直ぐにキャリア・コンサルタントの資格取得の準備を進めました。
傾聴とメンタルヘルスケアを学べる日本産業カウンセラー協会の産業カウンセラー養成講座を経てキャリア・コンサルタントの資格を目指すことにしたのです。
◆産業カウンセラー
◆キャリア・コンサルタント
なんとか二つの資格試験をパス!
資格を取得したことにより、失っていた自信を少しだけ取り戻し、どん底から這い上がることができました。
現在は、都内の某企業で総務として会社員をしています。
ただし、今の会社は、ほとんど資格を活かせる環境ではありません。
自分のように再就職で苦しむ中高年をサポートするために取得したキャリア・コンサルタントの資格です。
このまま何もしなければ、頑張って勉強して資格を取得した意味がありません。
【ブログを運営しながら、将来に不安を抱えて思い悩む中高年のサポートを】
半年間で2度の失業やブラック企業を経験しても、なんとか失意のどん底から這いあがることができました。
その経験を、私と同じように解雇やリストラをされてしまい、将来に大きな不安を抱えて思い悩む中高年のサポートに活かしたい。
会社員をしながら、まずは副業として中高年をサポートしていく方法が何かないかを考えた末に出した結論がブログでした。
ブログで自分が経験した事を情報として同じ悩みを抱える中高年に発信していこう。
ブログを運営することで、自分がやりたいことが叶うかもしれない、目的が達成できるかもしれない。
これが、当ブログをやろうと思った理由です。
その結果、孤独と不安と戦う失業中の中高年が1日でも早く再就職を果たし、もう1度幸せを実感できる暮らしを取り戻してもらうことができれば嬉しく思います。
【あなたと同じ苦しみ、辛さを経験しているキャリア・コンサルタントの国家資格を持つ元人事採用担当者】
このブログを運営する目的は、
■失業中の中高年に再就職を果たしてもらうこと
■失業中の中高年に何らかの仕事に就いてもらうこと
■転職に成功してもらうこと
これらを実現させて、もう1度幸せを実感できる暮らしを取り戻してもらうことです。
この目的を達成してもらうためには、中高年にとってためになる情報を発信し、共感を得る必要があります。
私は、今のあなたと同じ苦しみや辛さを経験してきました。
あなたの悩みや心の痛みはよくわかります。
失業中の中高年の苦しみや辛さを経験しているからこそ、悩みや痛みが分かっているからこそ発信できる情報があります。
それができるのは、あなたと同じ苦しくて辛い経験をしてきた中高年だからです。
なので、あなたと苦しみを心の底から共有することもできるわけです。
また、今あなたが求めていることが何か、その求めていることがどれほど重要なものなのかだって分かります。
そして、その求めていることが現実となることがどれくらい凄いものなのか、あなたがどれだけ嬉しいと思っているのかも理解できます。
それが理解できるのは、私が、1000名以上の書類選考や300名を超える採用面接を行ってきた元人事採用担当者だからです。
なので、このブログを通して、あなたに寄り添ったサポートもできるのです。
このブログでは、同じ中高年であるあなたに私のありとあらゆる再就職や転職のノウハウをお伝えしていきます。
私が発信する情報で多くの中高年に幸せになってもらえたら、とても嬉しいです。
【理念】
『仕事と生活の調和を図り、充実した人生と幸せな暮らしの実現』
「再就職先が決まらない、この先どうやって生きていけばいいの・・・」
「仕事に行きたくない、もう会社辞めたい」
「今月も残業時間が100時間だよ。もう疲れちゃった」
「上司からのパワハラで、うつになりました」
あなたは、苦しいことを我慢するために生きているのですか?
苦しみに耐えられなくて、うつ病になるために生まれてきたのですか?
答えは、絶対に全員がNOです。
一度きりの人生、毎日楽しく充実した日々を過ごしたいに決まっています。
でも現実はというと、
ほとんどの中高年は、辛いことや苦しいことがあっても、我慢することが当たり前のように頑張って生きています。
せっかくこの世に生まれてきたんですから、
「充実した幸せな人生だった」
と言って、最期を遂げたいと思いませんか。
生活していくにはお金が必要なので、当然のことながら仕事をして収入を得なければなりません。
でも、本来生活の糧となるべき仕事が、充実した生活を送ることを阻害し、時には生活自体を破壊してしまう場合だってあります。
これでは、
「充実した人生と幸せな暮らしを実現する」
ことなど到底できるはずもありません。
仕事や会社選びが、いかに重要であるかを思い知らされます。
ブラック企業やパワハラ上司のもとで仕事をしていたら、仕事と生活の調和を図ることなんてできません。
苦痛の日々を送ることが幸せといえるのでしょうか。
再就職先が決まらないで、この先どうして良いか分からないと思い悩んだり、いつ自分がリストラされるかわからない会社で将来を悲観する日々を送ったりすることが、はたして充実した人生と言えるのでしょうか。
生活することが目的であり、仕事は手段に過ぎません。
生活するための仕事です。
それが今の社会は、目的と手段が逆になってしまっています。
仕事を充実するために、いかに私生活を有意義に過ごせるかという本末顛倒な風潮になっていると思いませんか。
かけがえのない家族や恋人、友人と楽しい時間を過ごすために仕事をする。
また、個人の趣味や心安らぐひと時を取るために仕事をする。
本来、仕事と生活の調和を図るということは、こうあるべきだと思います。
おそらく、私にとって半年間で2度失業した時期が、人生のどん底だったはずです。
このどん底を味わった事で、人間性が大きく変わりました。
「皆な幸せになって欲しい」
と心から思えるようになったのです。
胡散臭いと思われるかもしれませんが、事実なので仕方がありません。
中高年に限らずどの世代の人も、男性も女性も充実した人生と幸せな暮らしが出来るようになって欲しい。
そのような社会が実現すれば、こんな素晴らしい事はありません。
キャリア・コンサルタントとして、仕事と生活の調和を図り、充実した人生と幸せな暮らしを実現させることができる社会づくりの一翼を担っていきたいと思っています。
【目指す世界】
仕事と生活の調和を図れるよう、キャリア・コンサルタントとして、適性、能力、経験を深く掘り下げて職業生活を設計するサポートをする 事で、充実した人生と幸せな暮らしを実現させる。
充実した人生と幸せな暮らしを実現してもらうため、ブログを通じてエールを送り続けます。
その結果、一人でも多くの中高年が苦しみや辛いことから解放され、心豊かに生活ができるようになることを心より願っています。