【中高年 再就職】リストラで失業の旦那さんを元気にする7つの言葉

リストラされて、まだ間もない40代・50代の旦那さんに、何とか早く元気になってもらって、希望条件に近い会社に再就職して欲しいと思っている奥さんも多いのではないでしょうか。

 

中高年になるまで長年勤めていた会社に愛着があるのは当然です。

 

リストラは、恋愛と同じで、恋人への愛情が深ければ深いほど、振られた後のショックは大きくなります。

 

なので、愛社精神旺盛の旦那さんが、信じていた会社からリストラされたとなると、立ち直るまでに、かなりの時間が必要です。

 

「どうやって元気づけたら良いのか分からない」

 

「リストラで失業してから、毎日イライラしてばっかりで、もうイヤになる」

 

「旦那の気持ちはわかるけど、落ち込んでずっと家に居られても、家の雰囲気が暗くなる」

 

旦那さん対して、こんなふうに思っている奥さんはいませんか？

 

今回は、40代・50代でリストラされて、再就職を目指す失業中の旦那さんを元気にして、勇気づける7つの言葉について書いていきます。

 

7つのうち6つが、私の実体験をもとにした話です。

 

是非、最後まで読んで、リストラで失業中の旦那さんを元気づけてあげてください。

中高年の旦那さんのプライドと自信を回復させる言葉

 

「そんなに家族のことが重荷に感じてるんだったら、離婚してもいいよ」

 

続けて家内は、会社を解雇されて失業中の私にこう言いました。

 

「でも私は、お父さんが再就職できるって信じてるからね」

 

離婚という2文字は、だいたいネガティブなイメージですが、家内が本気で言っていないという事は分かりましたし、逆に

「こんな無職で失業中の俺のことを考えてくれているんだ」

 

と感じて、すごく嬉しかったです。

 

また

 

「こんな俺でもまだ信じてくれている」

と、感謝の気持ちでいっぱになりました。

そして、

「頑張って早く再就職をして、家族を安心させなくては！」

という気持ちにさせてくれた一生忘れる事のできない一言になりました。

 

私は、今から3年半程前に、15年間お世話になった社長に反旗をひるがえした挙句、リストラではなく解雇されて失業し、無職という辛い経験をしました。

 

年齢は44歳が目前に控えていた時でした。

 

解雇されるまでの経緯や、半年間で2度も失業した超悲惨などん底生活を書いたプロフィールもどうぞご覧ください

私は、会社を愛していましたし、まさかホントに解雇されて失業するなんて思ってもみなかったので、そのショックといったら半端じゃなかったです。

 

解雇されてから失業期間中は、しばらく何もする気になれなくて、まるで廃人のような生活を送っていました。

 

当時、小学校低学年の2人の子供がいる親として、将来の経済面の不安からイラつき、また落ち込む日々が続いていました。

 

「今まで通り、家族を養っていけるのだろうか」

 

イライラして家内とケンカした時に家内が発したのが上に書いた言葉です。

中高年の男は無駄にプライドが高い

ほとんどの40代・50代の男は、プライドが高いです。

 

特に奥さんが専業主婦の場合、

 

「俺ひとりの力で家族を養っている」

 

「俺がいなくなったら、家族は路頭に迷ってしまう」

 

と思っている中高年の旦那さんが多いはずです。

 

そんな高いプライドを持って一家を支えてきた中高年の旦那さんが一転、突然の解雇やリストラで失業してしまうという、男としてホントに情け無い姿を晒していかなければならない屈辱を少しだけでも理解してもらえるとうれしいです。

 

リストラで失業した40代・50代の旦那さんのプライドはズタズタになりましたが、当然男としてのプライドが全て無くなったわけではありません。

 

中高年の旦那さんの残されたプライドをできる限り尊重してあげてください。

 

私はそれが家族の絆であり、奥さんが旦那さんを信じてあげるということだと思います。

 

最愛の家族から信じてもらえているということは、リストラでプライドと自信を無くした旦那さんにとって、きっと心の支えになるはずです。

 

「信じてるよ」

 

この一言が、リストラでプライドがズタズタになった40代・50代の旦那さんを元気づけるはずです。

奥さんが覚悟を示すことで旦那さんは頑張れる

住宅ローンや子供の教育費、さらに社会保険料や税金等々・・

 

黙っていても色んな経費が毎月銀行口座から引き落とされていきますよね。

 

いつ再就職できるかもわからない状況で、着実に減っていく貯金残高は、まるで時限爆弾のタイマーのカウントダウンを見ているようで、無職・失業者にとって精神的にすごく苦痛でした。

 

関連記事：『【40代・50代　中高年】の失業は孤独と不安との戦いです』

【中高年】の失業は孤独と不安との戦いです

私は大胆な節約でこの窮地を乗り切ることが最優先であると思っていましたが、楽天的な家内の考えは違っていました。

 

「いざとなったら、マンション売ればいいじゃん」

 

さらに続けて、

 

「ケチケチしたっていい事ないよ」

貯金がたくさんあるわけでもないのに、よく言うよ！

 

と思いますが、うちの家内は決して浪費家でないことは私がよく知っています。

 

失業で、お金のことを心配して、暗い顔をして家の中で廃人のようにしていられるより、本気で売ろうとは思っていないとはいえ、マンションさえ売ればお金になる、お金がないわけじゃない、と言う事を伝えて、安心させたかったんだと思います。

 

お金は天下の回りもの、使わないと入ってこないというのが、彼女の基本スタンスです。

 

最後は持ち家を売ってでも、こんな俺と生活するという覚悟を感じ、元気づけられた一言でした。

 

奥さんの覚悟を40代・50代でリストラされた失業中の旦那さんに示してみて下さい。

 

旦那さんはきっと、奥さんの覚悟に家族愛を感じて、改めて家族のために頑張ろうという気持ちになってくれると思いますよ。

旦那さんを暗い顔から笑顔にできる一言

ただでさえ年齢制限に引っかかり、絶対的な求人数が少ないのに、私が希望する最低ラインの年収で応募してくれている会社を求人サイトで見つけるのは、それはまるで草むらの中で四葉のクローバーを探すようなものです。

 

それだけ探し当てた時の喜びも大きいのですが、求人を探し当てただけでは真のハッピーな気持ちにはなれません。

 

「希望の条件で募集している求人なんて、ホント少ないんだよ」

 

と愚痴っていると、

 

「働いてさえくれれば、給料が安くたっていいよ」

 

またしても超楽観的な発言です。

 

私が、

 

「安いと言っても、程度があるだろ？」

 

と聞くと、家内は

 

「給料の額に生活レベルを合わせていけばなんとかなるよ」

 

楽観的で少し世間知らずで、天然系の彼女とはいえ、ここまで開き直ってくれると、希望の再就職先が見つかるかどうか心配している自分が馬鹿らしくなってきます。

 

リストラで失業中の中高年の旦那さんに、ここまで能天気な言葉をかけることはおススメできませんが、たまには気の抜けるような一言を言ってあげても良いと思います。

 

失業中は常に気が張っているというか、緊張状態にあります。

 

例えるなら、これから結婚式のスピーチをしなければいけないような緊張がずっと続いているような状態です。

 

気持ちが落ち着かないというか、安らぐひまがない感じです。

 

なので、リストラされて失業中で気の張っている旦那さんをリラックスしてあげられるような言葉をかけてあげてください。

 

失業してからずっと暗い顔をしている中高年の旦那さんの久しぶりにホッとしている笑顔が見られると思います。

優しい言葉をかけて家族で旦那さんに寄り添う

私が失業をしている状況を

 

「お父さんが考えているより、私は深刻だと思ってないから」

 

と言い放ったのです。

 

解雇されて失業して家族を路頭に迷わせた全責任は、自分にありました。

 

私が、

 

「どうして、あの時にあんな行動をしてしまったのだろう？？」

 

「後悔と家族に迷惑をかけてしまって申し訳ないという思いで苦しい」

 

そんな話しを家内としていた時の言葉だったでしょうか、責任という重圧に押しつぶされそうになっていた自分の気持ちを楽にしてくれた一言でした。

 

この時にこんな事も言っていたと思います。

 

「長い人生、生きていればこういう事もあるんじゃないの」

 

「後悔しても仕方ないじゃん！」

 

家内の言う通りです。

 

責任感の強い中高年の旦那さんはリストラで失業して、家族に迷惑をかけていることについて、ほんとうに申し訳ないと思っているはずです。

 

「そんなに責任を感じる必要は無いよ、むしろ悪いのは会社の方だよ！」

 

「だから責任をひとりで抱え込まないほうがいいよ」

 

的な失業したのは旦那さんの責任じゃない、リストラした会社の方が悪いんだ、という感じの優しい言葉をかけてあげて下さい。

 

家族に寄り添われていると感じて、中高年の旦那さんはきっと喜んでくれますよ。

失業中は何気ないあたり前の一言が嬉しい

失業中の旦那さんにとっては、何気ない一言でも嬉しいものです。

 

「お疲れさま」

 

面接やハローワーク、アルバイトの場合もあるかもしれませんが、リストラされて失業中の旦那さんの外出の機会は、おそらくそんなに多くはないでしょう。

 

どこかへ行って帰って来た時には、

 

「お疲れさま」

 

と、一言声をかけて、労をねぎらってあげて下さい。

 

職場では挨拶代わりになっている「お疲れさまでした」も家庭では使っていないお宅も多いのではないでしょうか。

 

失業中の旦那さんは、懐かしさと新鮮さを感じて、改めて働きたいという意欲が湧いて来て、仕事探し・再就職活動の良い励みになるのではないでしょうか。

 

旦那さんの苦しさや辛さに理解を示す言葉

私が、廃人のような生活を脱して、仕事探し・再就職活動を開始した頃だったでしょうか、家内に

 

「俺のこと情けないと思ってる？」

と聞いたことがあります。

 

一応否定してくれた後に、

 

「男の人は大変だね。今まで大変だったでしょ？」

 

涙がでるくらい嬉しい一言でした。

 

失業中の旦那さんに限ったことでありませんが、人は苦しみを理解してくれるととても嬉しく感じます。

 

「今まで大変だったね」

 

「苦しかったでしょ？」

 

「辛かったでしょ？」

 

是非、旦那さんの苦労に理解を示す言葉をさりげなくかけてみて下さい。

 

嬉しさが元気の源となり、中高年の旦那さんの仕事探し・再就職活動もきっとうまくいくと思いますよ。

 

失業中の旦那さんに元気を与える究極の一言

リストラで失業中の中高年の旦那さんを元気にする究極の一言、最後7つ目の言葉です。

 

上の6つは実際に私の家内から直接かけてもらった言葉ですが、最後は複数の人から聞いてちょっと羨ましく思った究極の一言です。

 

それは、

「いざとなったら、私が食べさせてあげるよ」

 

これまでずっと家庭を支えてきたプライドの高い、そして責任感の強い中高年の旦那さんは、家族を路頭に迷わさずに済むという大きな安心を得ることで、仕事探し・再就職活動にこれまでより精力的に打ち込んでくれるはずです。

 

この言葉を真に受けて、ほんとう仕事探し・再就職活動をやめてしまう中高年の旦那さんに軽はずみには使えないのでご注意下さい。

リストラされた旦那さんに逃げ道を作ってあげること

最近私は、よく言えば「目標」ですが、言い方を変えると「逃げ道」を作るようにしています。

 

現在私は、会社員をしていますが、毎日会社に行くのが苦痛でたまりません。

 

家族と目標(逃げ道)があるから、なんとかモチベーションを維持して頑張れています。

 

その目標というのは、キャリア・コンサルタントで独立するということです。

 

もし家族だけがモチベーションだったら、うつ病になっていたかもしれません。

 

リストラで失業中の中高年の旦那さんであれば、例えば、仕事探し・再就職活動が思うようにいかず、ただ時間だけが過ぎていくというのはストレスが溜まり、精神的によくないです。

 

そこで、あと3ヶ月再就職活動をやったら、あと3社受けてダメだったら、思い切って独立してみよう。

また、再就職先を正社員一本から派遣やアルバイトをながら、仕事探し・再就職活動をしてみるとかでも良いと思います。

 

ただでさえリストラされ、家族に迷惑をかけてしまったと思い悩んでいる失業中の中高年の旦那さんを、これ以上追い詰めないでほしいです。

 

「ローンどうすんの？」

 

「これからどうやって生活していくの？」

 

「いつになったら、再就職できるの？」

 

奥さんの気持ちはよくわかりますが、できればこのような質問は旦那さんにはしないであげてください。

 

逆に、逃げ道を作ってあげるようにアドバイスをしてみてはどうでしょうか。

 

旦那さんが言い出せないでいるだけで、奥さんのその言葉を待っているかもしれませんよ。

まとめ

男は基本的にプライドが高いです。

リストラや失業は、中高年の旦那さんのプライドをズタズタ、ボロボロにしました。

 

奥さんの力、家族の力でそのプライドを修復してあげてください。

 

自信を取り戻した責任感の強い旦那さんは、きっと家族のためび頑張ってくれるはずです。

 

そして、追い詰めないで、逃げ道を作ってあげてください。

 

今は昔と違って、インターネットの力で自宅でお金をかけずに手軽にビジネスを始める事ができます。

 

【中高年】ネットビジネスでの起業・副業を勧める3つの理由、でも書きましたが、草むしりだって、ネットで集客さえすればビジネスになる時代です。

【中高年】ネットビジネスでの起業・副業を勧める3つの理由

確実に収入が得られるアルバイトをしながら、副業的に独立の準備を開始してみるというやり方もアリだと思います。

 

逃げ道の選択肢に、旦那さんが得意とする好きな分野での独立も加えて考えてみてはいかがでしょうか。

 

早くリストラ、失業という負の遺産を捨てて、昔の何気ない日常を取り戻しまし

 

スポンサードリンク

おすすめ転職求人サイト

おすすめ 中高年就職支援センター

【30分間無料相談について】

コメントをどうぞ

返信をキャンセルする。

名前

メールアドレス（公開されません）

ウェブサイト

コメント送信